2019年3月21日、ポルシェは「カイエン」の新たなボディバリエーションである「カイエンクーペ」を、シュトゥットガルトで初公開した。
![画像1: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/5e0d0a2d68e08ba87ef94a45cc5b10d24910128e_xlarge.jpg)
「Audi Q8」や「BMW X6」など、盛り上がりを見せつつあるラグジュアリーSUVクーペ市場に、ポルシェが投入するニューモデルがカイエンクーペだ。
![画像2: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/9498ed6df3c78f55f4b9b74f04fe0287df2fb531_xlarge.jpg)
一番の特徴は、クーペの名にふさわしい流麗なルーフライン。カイエンに対して全高を20mm低め、後方に向かって傾斜するルーフラインが、ダイナミックな印象を強めている。ルーフエンドの固定式ルーフスポイラーがサイドビューにアクセントを与える。
![画像3: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/fbf0253e6efeb43a15c65d1e8f7a93cd27a3db81_xlarge.jpg)
さらにテールエンドには、アダプティブリアスポイラーを採用。90km/h以上で135mmまで展開するアダプティブリアスポイラーは、ルーフスポイラーとともにポルシェアクティブエアロダイナミクス(PAA)として高速走行時の接地性を高める。
![画像4: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/331c8e7ff863111da324fe640f11c2ce1091ccf3_xlarge.jpg)
リヤビューでは、18mm広がったリヤトレッドとバンパーに移されたナンバープレートが、カイエンクーペのワイドさを印象付けている。
![画像5: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/b7fb15723cbca328c4945e282427b98bc235a862_xlarge.jpg)
室内には、標準で4名、オプションで5名分のシートを設定。全高を下げたにもかかわらず、リヤシートの位置を30mm低めることで、後席のヘッドルームを確保している。
ルーフは、固定式パノラマガラスルーフが標準で装着される。また、オプションでカーボンルーフを選ぶことも可能だ。
ラゲッジスペースは、通常時でもな625L、リヤシートをたためば1540Lの広さを誇る(カイエン ターボ クーペは600L/1510L)。
![画像6: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/3b1b55cb660fdb71f071a691c82fcbd440463142_xlarge.jpg)
![画像7: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/b38a4cbd6e54baf6f9a9d45cf690207f5f2b1d89_xlarge.jpg)
![画像8: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/351475c1bcf98cddd622010b425758dcc89c0772_xlarge.jpg)
エンジンは、250kW(340ps)の3L V6ターボと、404kW(550ps)の4L V8ターボがデビュー時に用意される。
![画像9: 「カイエンクーペ」がワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/22/8b5e3dadf1f169539edc81ceff73340c71c38048_xlarge.jpg)
日本での発売時期や価格は未定。
(Text by Satoshi Ubukata)