2026年10月3日、「2026 RAYS FAN MEETING WEST」が、秋晴れの岡山国際サーキットで開催された。
RAYSのホイールを愛用するオーナーとその愛車が集まる「RAYS FAN MEETING」。これまで東日本で開催されてきた人気イベントが、ファンからの熱い要望に応え、ついに西日本へやってきた。会場には400台を超えるRAYSホイール装着車が集まり、初開催にふさわしい盛り上がりを見せた。

「西日本でも」の声に応えてついに実現
RAYS FAN MEETINGは、RAYSホイールを装着するオーナーが愛車とともに集まり、RAYSという共通のキーワードを通して交流を楽しむファンイベントだ。
これまで富士スピードウェイを舞台に開催されてきたが、西日本のファンからは以前から「西日本でも開催してほしい」という声が寄せられていたという。
オープニングに登壇したRAYSの斯波翔太郎社長も、「お待たせしました」と第一声。これまでのRAYS FAN MEETINGには西日本から足を運ぶ参加者も少なくなかったそうで、毎年のように西日本開催を求める声を受けながら、なかなか実現できなかったエピソードをユーモアたっぷりに披露した。

そして、「なんとしても今年はやるぞということで、やっと実現しました」と、初のWEST開催を迎えた喜びを語った。
RAYSがこのイベントで大切にしているのが、メーカーとユーザーの交流だけではない。斯波社長は、リピーターが多いRAYS FAN MEETINGでは、ファン同士、ユーザー同士のコミュニティーも生まれていると説明。「ぜひここで友達をつくって、僕もそうですし、うちの従業員も含めて、仲良くいろいろお話しさせてもらったら」と呼びかけた。
ホイールメーカーが自社製品を紹介するだけではなく、RAYSをきっかけにクルマ好き同士がつながる場をつくる。それこそがRAYS FAN MEETINGの大きな目的といえそうだ。

見て、乗って、楽しめるコンテンツが充実
会場となった岡山国際サーキットのCパドックには、RAYSホイールを装着した参加車両がずらりと並んだ。


会場では最新ホイールの展示をはじめ、協力各社によるブース出展、グッズ販売、抽選会など、さまざまなコンテンツを用意。参加車両のなかから、来場したファン自身の投票によってお気に入りのクルマを選ぶ「RAYS FAN AWARD」も行われた。メーカーや審査員ではなく、ファンの感性によって上位3台が選ばれるというのがユニークなところだ。




さらに、RAYSホイールの性能を実際の走りから体感できる「RAYS DRIVING EXPERIENCE」も実施。純正ホイール装着車とRAYSホイール装着車を乗り比べることで、軽さや剛性、レスポンスなどによる走りの違いを体験できるというものだ。

ドライバーには道上 龍選手や松井沙麗選手をはじめとするプロドライバーが参加。スペックやデザインだけではわかりにくいホイールによる走りの変化を、助手席から体感できる貴重な機会となった。
また、この日は岡山国際サーキットで「FORMULA DRIFT JAPAN 2026」の最終戦も行われており、RAYS FAN MEETING WESTの参加者は迫力あるドリフト競技も楽しむことができた。
「ガチャガチャビジネス」に社長も期待!?
そして今回、ひときわユニークなコンテンツとなったのが、RAYSのミニチュアホイールをモチーフとしたメタルキーホルダーの「ガチャガチャ」だ。


斯波社長はスピーチのなかで、今年生まれた新事業として紹介したのが「メタルキーホルダー事業」だった。
「ホイール事業を抜く勢いで成長させたい」と冗談交じりに力説する斯波社長。会場にはガチャガチャが設置され、今回のイベント限定として、RAYSを代表するホイール「VOLK RACING TE37」をモチーフとしたホワイトとマグブルーの2種類が用意された。
2種類だけならすぐに欲しいものが出てしまうのでは……と思いきや、斯波社長は「欲しいのがホワイトで、もしブルーが出ても、隣の人と交換しないでください。もう1個、引いてください。2分の1ですから」と会場の笑いを誘い、さらなる挑戦を促した。
ちなみに斯波社長自身もホワイトのTE37を狙って本社に設置されたガチャガチャに挑戦したものの、何度回しても出てこなかったという。あとで確認すると、そもそもその機械にはホワイトが入っていなかったそうで、「返金もしてくれなかったです」と苦笑。こうした肩肘張らないやりとりも、メーカーとファンの距離が近いRAYS FAN MEETINGらしいひと幕だった。
今後は第2弾、第3弾とラインナップを広げていきたいという「ガチャガチャビジネス」。果たして本当にホイール事業を脅かすほど成長するのか!? 今後の展開にも注目したい。
西日本のRAYSファンに新たな楽しみ
初めて西日本で開催された2026 RAYS FAN MEETING WESTには、400台を超えるRAYSホイール装着車が集結した。
会場を見渡せば、車種もカスタマイズの方向性も実にさまざま。それでも、ホイールをきっかけにオーナー同士が愛車について語り合う光景があちこちで見られ、RAYS FAN MEETINGが単なる製品展示イベントではなく、ファン同士の交流の場であることが伝わってきた。
斯波社長はスピーチの最後に、ユーザーとのコミュニケーション、そしてユーザー同士のコミュニケーションを今後さらに大切にしながら、その輪を日本だけでなく世界へ広げていきたいと語った。
そしてWESTについても、「これから毎年ここでやっていきたい」と継続開催に意欲を見せている。

長らく開催を待ち望んでいた西日本のRAYSファンにとって、新たな楽しみがひとつ増えたことは間違いない。今回を第一歩として、RAYS FAN MEETING WESTがこれからどのようなイベントに育っていくのか楽しみだ。
(Text & Photos by 8speed.net Editorial Team)


