2026年4月23日、Audiは、生産ネットワーク強化の一環として、「Audi Q3」の統合生産を2026年半ばからドイツ・インゴルシュタット工場で開始すると発表した。あわせて、新型フル電動モデル「Audi A2 e-tron」の生産準備も順調に進んでいることを明らかにし、内燃機関車、ハイブリッド車、EVを並行展開する柔軟な生産体制をさらに強化する方針を示した。

画像: Audi、生産ネットワーク強化 「Audi Q3」をインゴルシュタットで統合生産へ

今回の発表では、コンパクトSUVのAudi Q2が2026年4月にインゴルシュタット工場での生産を終了したことも明かされた。Audi Q2は2016年以降、同工場の主要モデルとして生産され、累計納車台数は88万7231台に達している。一方、スペイン・マルトレル工場で生産されてきた「Audi A1」も生産終了に向かっており、2010年の登場以来、累計138万9658台を販売してきた。

今後は、ハンガリー・ジェール工場との連携によってAudi Q3の生産体制を再構築する。ジェール工場で追加生産分のボディを製造し、その後インゴルシュタット工場へ鉄道輸送。塗装および最終組立をドイツ側で行う仕組みだ。Audiによれば、この統合生産体制は2025年3月に締結された労使協議会との将来計画の中核要素でもあり、生産ネットワークの柔軟性を象徴する取り組みと位置付けられている。

画像: Audi Q3

Audi Q3

インゴルシュタット工場長のジークフリート・シュミットナー氏は、「インゴルシュタットのチームは、情熱をもってAudi Q2の成功を牽引してきました。ジェールと緊密に連携をとりつつ、私たちは2026年半ばからAudi Q3の統合生産を開始し、新しいステージへと進みます」とコメントしている。

インゴルシュタット工場では今後も「Audi A3」とAudi Q3という内燃機関系コンパクトモデルを継続生産する一方で、EVシフトも加速する。2023年から「Audi Q6 e-tron」、2024年から「Audi A6 e-tron」の生産が始まっており、2026年秋には新たなフル電動モデルの生産開始も予定されている。その中核となるのがAudi A2 e-tronだ。

画像: インゴルシュタット工場での生産開始に向けて準備が進められているAudi A2 e-tron。

インゴルシュタット工場での生産開始に向けて準備が進められているAudi A2 e-tron。

Audi A2 e-tronについてシュミットナー氏は、「インゴルシュタットにとって、Audi A2 e-tronは電動化への道における次のマイルストーンです。このモデルが本社工場で生産されることを誇りに思います」と述べている。

また、ドイツ国内第2の生産拠点であるネッカーズルム工場では、「Audi A5」および「Audi A6」ファミリーの刷新にともなう大規模な生産拡張が進行中だ。2026年初頭には「Audi RS 5」が導入され、さらにコンセプトカー「Concept C」で示された新型フル電動スポーツモデルも2027年から生産予定となっている。

さらにAudiは、ネッカーズルム拠点をデジタル化とAI活用の中核拠点へ発展させる方針も示した。ハイルブロン地域のAIエコシステム「Innovation Park Artificial Intelligence(IPAI)」との連携を強化し、AIソリューションを生産や開発現場へ導入していくという。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by AUDI AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。

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