2025年4月15日、AUDI AGは内燃機関を搭載する新型「Audi A6 Sedan」を発表した。

画像1: 新型「Audi A6 Sedan」登場!

AUDI AGは2025年3月に、縦置きエンジンレイアウト用プラットフォームの「PPC(Premium Platform Combustion)」アーキテクチャーを採用する「Audi A6 Avant」を発表している。そのセダン版である新型Audi A6 Sedanが約1カ月半遅れで登場した。

新型Audi A6 Sedanは、Audiらしいエレガントでスポーティなエクステリアであるとともに、エアロダイナミクス性能を徹底的に磨くことで、Audiのエンジン車としては過去最高のCd値:0.23を実現している。

フロントマスクは、フロントエプロンの下端にまで達するシングルフレームグリルがAudi A6 e-tronとは異なる表情を見せ、シャープなヘッドライトと高い位置に掲げられたフォーリングスとあいまって印象的なデザインに仕上げられている。サイドビューでは、ブリスターフェンダーが名車「Audi quattro」を彷彿とさせるAudiらしい力強さを表現。そして、リヤは美しい弧を描くテールエンドや、リヤディフューザーが、絶妙な空力バランスを生み出している。

Audi A5 Sedanとは異なり、新型Audi A6 Sedanは通常のトランクリッドを備えるのも特徴のひとつだ。

インテリアの特徴は最新のAudiデザインに則り、ヒューマン セントリック デザイン(人間中心のデザイン)を採用するとともに、コックピットに、MMIパノラマディスプレイやMMIパッセンジャーディスプレイを搭載することでデジタル化をさらに推し進めている。MMIパノラマディスプレイは、11.9インチのアウディバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成され、ドライバーに向けて緩やかなカーブを描く。助手席専用の10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイも用意される。

Audi A6 Avant同様、パワートレインは、2.0 TFSI(150kW)、2.0 TDI(150kW)、3.0 TFSI(270kW)の3タイプが用意され、2.0 TDIと3.0 TFSIには進化したマイルドハイブリッドシステムの「MHEV plus」が組み合わされる。

サスペンションは、標準仕様に加えて、スポーツサスペンションと、アダプティブエアサスペンションを設定。quattroではオプションのオールホイールステアリングを組み合わせることも可能だ。

Audi A6 Sedanはドイツのネッカーズルム工場で生産され、2025年夏ごろからカスタマーへのデリバリーを開始する予定。価格はAudi A6 Sedan TFSI 150kWが55,000ユーロ(約890万円)から。

(Text by Satoshi Ubukata)

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