2024年4月20日、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOS スーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE 第1戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」が開催され、ST-Zクラスに参戦した#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4が開幕戦で表彰台を獲得した。

画像1: #34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4

#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4

2024年のスーパー耐久シリーズには、GT4マシーンで争うST-Xクラスに、1台のAudi R8 LMS GT4と2台のPorsche 718 Cayman GT4 RSが参戦する。このSUGOでのドライバーラインアップは次のとおり。

  • #19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RS……藤井優紀/末廣武士/猪爪杏奈/大島和也
  • #22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS……北園将太/久保凛太郎/山野直也/岩澤優吾
  • #34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4……加納政樹/大草りき/安田裕信/平安山良馬

開幕戦のSUGOでは、クラスにより2つのグループに分けられ、ST-Z/ST-1/ST-5/ST-Q(一部)を含むグループ2が4月20日に、ST-X/ST-2/ST-3/ST-4/ST-Q(一部)のグループ1が4月21日に、それぞれ予選と決勝を行う。また、予選は今シーズンからノックアウト方式が採用され、AドライバーによるQ1で各クラスの上位半分がQ2 Aグループ、残りがQ2 Bグループでタイムアタックを行う。11台がエントリーするST-Zクラスは、Q1の上位6台がQ2 Aグループ、7位以下がQ2 Bグループを走り、Aグループのタイム順に1位から6位、Bグループのタイム順に7位以下が確定する。

20日8時10分からはST-Zを含むグループ2の予選が始まり、#26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4(大塚隆一郎/富田竜一郎/篠原拓朗/荒 聖治)がクラストップに。#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSは7番手、#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSは8番手、#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4は10番手で、AudiやPorscheにとっては厳しい結果になった。

画像: #26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4

#26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4

そして12時42分には4時間耐久レースがスタート。序盤からNissan Z NISMO GT4とGR Supra GT4がレースをリードし、#26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4が好調にトップを快走。途中、#52 埼玉 GB GR Supra GT4(山﨑 学/吉田広樹/服部尚貴/野中誠太)にトップを明け渡す場面もあったが、終盤には再びトップに返り咲き、そのままトップでチェッカードフラッグを受けている。

ところが、#26 raffinee日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4がドライバー交替したにもかかわらず、“トランスポンダー”の切り替えを誤ったことから30秒加算のペナルティを受け、#52 埼玉 GB GR Supra GT4の逆転優勝が決まっている。

画像: #52 埼玉 GB GR Supra GT4

#52 埼玉 GB GR Supra GT4

Audi/Porsche勢では、序盤こそ下位で周回を重ねていた#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4が、中盤に3位に浮上。その後、#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSに3位を奪われたものの、終盤には再び3位にポジションを上げてそのまま逃げ切り、3位表彰台を獲得。#19 BRP★FUNDINNO PORSCHE 718 GT4 RSは4位、#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CSが5位でこれに続いた。

画像3: #34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4

#34 TECHNO FIRST R8 LMS GT4

次戦の第2戦は、5月24日〜26日に静岡県の富士スピードウェイで24時間レースとして開催される。

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.