アウディ ジャパン、Audi SQ7 / SQ8発表。発売は今秋以降を予定

アウディ ジャパンは、7月31日、Audi SQ7 / SQ8を発表。今秋以降、全国のアウディ正規ディーラー（121店舗、現時点）を通じて発売すると発表した。

Audi Q7 / Q8両モデルに、日本初のスポーツグレードのSモデルを設定

2006年に日本でデビューした初代Audi Q7は、7人乗り3列シートを採用。2016年に2世代目へのフルモデルチェンジを経て現在にいたる。一方、Audi Q8は、よりスポーティでラグジュアリーなモデルを志向するユーザーに向けて新開発したクーペスタイルのSUVモデルであり、日本では2019年にデビューした。

今回、Audi Q7 / Q8両モデルにスポーツグレードのSモデルが日本初登場となった。Audi SQ7 / SQ8は、ともに高性能なスペックに加え、エクステリアデザインはS専用ラジエーターグリルやフロントバンパー、左右4本出しのテールパイプを採用している。

高性能4.0L V8 ツインターボエンジン、シリンダーオンデマンドを組み合わせ高性能・高効率を両立

Audi SQ7 / SQ8両モデルともに、4.0L V型8気筒ツインターボエンジンの4.0 TFSIを搭載。最高出力507PS、最大トルク770Nm を達成、0-100km/h加速は4.1秒を誇る。また、エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド（cod）や、8速ティプトロニックを組み合わせる。駆動方式はquattro四輪駆動となる。

Audi SQ7には、21 インチ 5スポークブレードデザインのAudi Sport製アルミホイールを、またAudi SQ8には22インチ 5Y スポークデザインのアルミホイールを標準装着。

両モデルともに、縦の2本バーを強調したS専用ラジエターグリルや専用フロントバンパー、さらに左右4本出しのテールパイプを採用。インテリアには"S"のロゴが記された、人工皮革ダイナミカとレザーを組み合わせたスポーツシートやブラックのヘッドライニング、S専用ビューを備えたアウディ バーチャルコックピットを採用する。

また、両モデルともに、オールホイールステアリングを標準装備。オールホイールステアリングは、低速では前輪と後輪を逆向きに切ることで回転半径が縮小して取り回しを向上させる一方、高速では前輪と後輪を同じ向きに切ることで安定感のあるハンドリングを実現。

さらに、よりスポーティなチューニングを施したSアダプティブエアサスペンションにより、あらゆる路面状況で快適性とダイナミックな走りを両立する。

また、オプションで、後輪左右にかかる駆動力の配分を、路面状況に合わせて最適になるように常時変化させるリヤスポーツディファレンシャルと電子制御でコーナリング時のロールを抑制するアクティブスタビライザーが用意される。

Audi SQ7 主な仕様と価格

Audi SQ8 主な仕様と価格

（Text Toru Matsumura）