2022年10月11日、AUDI AGは「Audi RS Q3」のデビュー10周年を記念して、限定車「Audi RS Q3 edition 10 years」を発表した。
Audi RS Q3は、Qファミリーとしては初のRSモデル。2012年の北京モーターショーでコンセプトカーが公開され、翌2013年には市販モデルが発売になった。
日本でも2014年3月に販売がスタートしている。
搭載されるエンジンは、Audi Sportの伝家の宝刀というべき2.5L直列5気筒ターボの2.5 TFSIエンジンで、デビュー当初の最高出力は310psだったが、その後は340ps、367psとパワーアップが図られ、2代目となる現行モデルでは400psを発揮する。
世界で555台の限定販売となるAudi RS Q3 edition 10 yearsには、デューシルバーマットエフェクトまたはクロノスグレーメタリックのボディカラーを纏い、255/35R21タイヤと21インチアルミホイール、19インチのカーボンセラミックブレーキ、グロスブラックのボディパーツなどが装着される。
インテリアは、ハニカムステッチが施される専用のRSバケットシートなどが特別な雰囲気をつくり上げている。
特別パッケージとして提供され、パッケージオプション価格は5,990ユーロ(約84万円)。
(Text by Satoshi Ubukata)