こんにちは。暦は2022年と変わり、お正月休みが終わった瞬間、新車発表ラッシュです! そして今日は、アウディの本命EV「Q4 e-tron」発表会でのお話。

画像1: 新型「Q4 e-tron」発表会で抗原検査デビュー

その日は朝、発表会会場の東京・六本木にある東京ミッドタウンに行くと、施設はまだオープン前。駐車場から直接行ける順路が使えず、少し遠回りして会場へ向かいました。こういうとき、私はいつもはギリギリで会場に行きがちですが、この日は違います。少し早めに会場に到着するよう時間を調整しました。

なぜなら、来場者は全員、新型コロナウイルスの抗原検査を受けて陰性を確認してからでないと発表会場に入場できないとの連絡が来たからです。なので珍しく30分前にはミッドタウンの駐車場に到着。

PCR検査は、「SUPER GT」の取材の際、事前に検査が必須なので何度か体験済みですが、抗原検査は実は初めて。

このところ感染者が一気に増えて、身近に迫ってきた感がある新型コロナ。しかも先週は、オートサロン会場にも行っていて、いくら自分ではマスクを2枚重ね、3枚重ねにしたり、マメな消毒&手洗いでガードをしていても、100%の感染予防できているとはかぎりません。今、感染爆発を起こしているオミクロン株は、感染力は強く、とはいえ症状は軽い人が多いため、風邪やインフルエンザと症状の違いが見分けにくいと聞きます。

もし私も自覚症状がないまま会場に行き、万が一“陽性”だったら……と思うと内心ドキドキ。

会場ではキットの使い方をスタッフが丁寧に説明してくれて、約5分ほどで判定。もちろん、陰性でした……ホッ。

今回の発表会は密を避けるため、2部制で行われるとか。会場内には日本国内ですでに販売されている「e-tron」ファミリーが展示されています。

そして発表会開始!

まずは、アウディ ジャパンのブランドディレクターであるマティアス・シェーパース氏登壇。2021年、アウディは好調で、新型Q3とA3がそれを牽引したそう。RS e-tron GTは、2022年分はすでに完売。

画像2: 新型「Q4 e-tron」発表会で抗原検査デビュー

そのほか、今後のアウディがカーボンニュートラルに向けてのロードマップを発表。2050年にはCO2排出量ゼロを目指し、5兆円を投資。

簡単にいうと、

2025年 内燃エンジン搭載最後のニューモデル生産
2026年 新たに発表するモデルはすべてEV
2033年 内燃エンジン車生産停止

さらに2025年までの目標として、CO2の排出量を30%削減するためにカーボンニュートラルな工場で生産開始。使用中はもちろん、クルマをつくる過程でもCO2ゼロにするためにクリーンエネルギーを使ってつくるそう。そのためにソーラーパネルを42万枚、廃水100%再利用、250基の風力発電を設置。

日本では、日本国内のアウディディーラーではすでに50店舗で50kWの急速充電を設置しています。さらにそれを2022年中に日本のアウディディーラーのみならず、グループのVWの販売店と併せた250店舗で90~150kWの急速充電器を整えると発表。

確かに、同じ時間ならより多くの電気を充電したいので、これはEVを検討している人にとっては朗報といえると思います。自宅や職場の近くにあるとうれしいですね。

そしてお披露目された「Q4 e-tron / Q4 Sportback e-tron」。会場に展示されていたのは「Q4 e-tron」2台でしたが、私は「Sportback」だと思っていたぐらいなだらかなルーフを持つ、クーペスタイル。それじゃあ「Sportback」だとどんなことになってるのでしょう!?(笑)

フロントマスクは開口部の無いオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリル。マトリクスLEDヘッドライトのデジタルディタイムランニングライトは、4つのデザインから選択できるので、暗いところで見たら同じQ4 e-tronでも違うクルマに見えかも!?

1回の充電での走行距離は516km。今まで販売されたe-tronシリーズの中で、サイズも価格もだいぶお手頃。だんだんEVも身近になってきていますね。早く乗ってみたいゾ!

画像5: 新型「Q4 e-tron」発表会で抗原検査デビュー

(Text by Yumi Yoshida)

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