2021年4月6日、アウディ ジャパンは電気自動車のグランツーリスモ「Audi e-tron GT」を日本で初公開し、翌4月7日から5月31日まで「Audi House of Progress Tokyo」で一般公開する。

画像1: Audi e-tron GT quattro

Audi e-tron GT quattro

Audi e-tron GTは、「Audi e-tron」、「Audi e-tron Sportback」に次ぐ第3の電気自動車で、4ドアクーペのグランツーリスモである。

画像2: Audi e-tron GT quattro

Audi e-tron GT quattro

全長4,990×全幅1,965×全高1,415mのワイド&ローのプロポーションが、Audi e-tronやAudi e-tron Sportbackとは対照的。4ドアクーペボディには大人4人がくつろげるスペースと405Lのラゲッジスペースが確保される。

インテリアは、ドライバーを包む込む“モノポストデザイン”を採用。レザーを使用しないインテリアやリサイクル素材の活用など、環境への配慮も見逃せない。

床下に搭載される駆動用リチウムイオンバッテリーは、総容量93kWh、使用可能容量が86kWhで、これにより前後アクスルに1基ずつ設置された電気モーターを駆動する。システム総出力が異なる2タイプが用意され、Audi e-tron GT quattroが350kW(476ps)であるのに対し、電気自動車としては初のRSモデルとなるAudi RS e-tron GTは440kW(598ps)とハイパワー。

さらに、2.5秒間だけパワーアップ可能なブーストモードを利用すれば、Audi e-tron GT quattroは390kW、Audi RS e-tron GTなら475kWの最高出力が味わえる。0-100km/h加速はAudi e-tron GT quattroでは4.1秒、Audi RS e-tron GTなら3.3秒という俊足ぶりだ。

画像1: Audi RS e-tron GT

Audi RS e-tron GT

サスペンションはダンピングコントロールサスペンションが標準装着され、オプションでアダプティブエアサスペンションやオールホイールステアリング、電子制御リヤアクスルディファレンシャルが用意される。アダプティブエアサスペンションはAudi RS e-tron GTでは標準で搭載される。

充電は、200Vの普通充電で8kWまで、急速充電(CHAdeMO)では150kWまで対応する。

画像2: Audi RS e-tron GT

Audi RS e-tron GT

日本での発売は2021年秋の予定で、価格はAudi e-tron GT quattroが1,399万円、Audi RS e-tron GTが1,799万円(いずれも税込)である。

(Text by Satoshi Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.