2020年9月13日、栃木県のツインリンクもてぎでSUPER GT第4戦「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE」の決勝レースが行われた。

画像1: 【SUPER GT Rd.4 Motegi】Audi Team Hitotsuyamaが今季最高の5位

過去3戦同様、引き続き無観客で開催された第4戦のGT300クラスには、Audiは#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太朗/近藤 翼)と#33 エヴァRT初号機 X Works R8(ショウン・トン/木村武史)、ポルシェは#25 HOPPY Porsche(松井孝允/佐藤公哉)が出場した。

12日午後にはノックアウト方式で予選が行われ、#21の近藤選手と#33のトン選手は、ときおり小雨が降る微妙なコンディションに翻弄されQ1突破はならず、それぞれ26番手と24番手からのスタートに。一方、#25は松井選手がQ1を4番手で突破し、さらに佐藤選手がQ2で2番タイムをマークし、フロントロウを獲得している。

13日は懸念されていた雨は降らず、ドライコンディションでのレースになった。13時にスタートしたレースでは、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSの第1ドライバーを任された近藤選手が序盤から速いペースでオーバーテイクを繰り返し、15周を終えたところではポジションを10上げて16番手に、さらに20周目には14番手まで順位をアップする。

画像2: 【SUPER GT Rd.4 Motegi】Audi Team Hitotsuyamaが今季最高の5位

23周が終わったところで、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSはピットストップを行い、川端選手へドライバー交替。川端選手も速いペースで周回を重ね、全車がピットストップを終えた38周の時点で11番手まで順位を上げていた。その直後の39周目には入賞圏内の10位にポジションアップ。さらに、42周目にセーフティカーが導入され、上位との差が縮まると、果敢な走りでさらに順位を上げ、最終的には今シーズン最高の5位でレースを終えることになった。

画像3: 【SUPER GT Rd.4 Motegi】Audi Team Hitotsuyamaが今季最高の5位

一方、2番グリッドからスタートした#25 HOPPY Porscheは、ポジションを6つ落として8位入賞。#33 エヴァRT初号機 X Works R8は17位で完走を果たした。

GT300クラスの優勝は、#65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥/菅波冬悟組、GT500クラスは#17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大/ベルトラン・バケット組がそれぞれ優勝した。

次の第5戦は、10月4日、富士スピードウェイで決勝が行われる。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by GTA)

This article is a sponsored article by
''.