2020年7月7日、アウディ ジャパンは、2代目に進化したプレミアムコンパクトSUV「Audi Q3」と、Audi初のコンパクトクロスオーバーSUV「Audi Q3 Sportback」を発表し、8月19日より販売を開始する。

画像1: Audi Q3/Q3 Sportbackが日本上陸

2011年にデビューし、翌年の2012年に日本に上陸したAudi Q3は、世界中で140万台を販売した人気のプレミアムコンパクトSUVだ。2018年にはフルモデルチェンジにより2代目に進化。その後追加となったAudi Q3 Sportbackともに、2019年には18万台を販売している。

その待望のモデルが日本に上陸。Audi Q3とAudi Q3 Sportbackが同時にデビューを果たすことになった。

Audi Q3のサイズは、全長4,490×全幅1,840×全高1,610mm。一方、低いルーフラインが特徴のAudi Q3 Sportbackは、全長4,500×全幅1,840×全高1,565mmと、Q3に比べて全長は10mm長く、全高は45mm低い。ホイールベースはともに2,680mmだ。

エクステリアは、最新のAudi Qファミリーの特徴である8角形(オクタゴン)のシングルフレームグリルを採用するとともに、シャープなデザインのLEDヘッドライトや大型のエアインレットを備えるフロントバンパー、前後のブリスターフェンダーなどにより、SUVの力強さとスポーティさを表現している。

インテリアは、オクタゴンのシングルフレームグリルのモチーフを取り入れたダッシュボードや、フルデジタルメーターのアウディ バーチャルコックピット、タッチパネル式のMMIなどにより、最新のデジタル体験が可能となる。

ドライバーアシスタンスシステムも充実し、事故を予防し、衝撃を軽減するアウディプレセンスフロントに加えて、アウディ サイドアシストやアウディ アクティブレーンアシスト、アダプティブクルーズコントロール、サラウンドビューカメラなどを採用する。

画像2: Audi Q3/Q3 Sportbackが日本上陸

先代に比べてホイールベースが75mm長くなったこともあり、後席の居住スペースが拡大。Audi Q3ではヘッドスペースも7mm拡大している。後席は前後スライドやリクライニングが可能だ。

画像3: Audi Q3/Q3 Sportbackが日本上陸

ラゲッジスペースは、Audi Q3、Audi Q3 Sportbackともに530Lを確保。リヤシートを倒せば、Audi Q3が1,525L、Audi Q3 Sportbackでも1,400Lの広大なスペースが手に入る。

画像4: Audi Q3/Q3 Sportbackが日本上陸

パワートレインは、シリンダーオンデマンド(CoD)機能を備える1.5L直列4気筒ガソリンターボの1.5 TFSI(150ps/250Nm)と、2L直列4気筒クリーンディーゼルの2.0 TDI(150ps/340Nm)を用意。駆動方式は1.5 TFSI搭載の35 TFSIがFF、2.0 TDI搭載の35 TDIが4WDのquattroとなる。トラスミッションは、ともに7速Sトロニックである。

画像5: Audi Q3/Q3 Sportbackが日本上陸

ラインアップと価格は次のとおり。

Audi Q3

  • Audi Q3 35 TFSI……438万円
  • Audi Q3 35 TFSI advanced……464万円
  • Audi Q3 35 TFSI S line……494万円
  • Audi Q3 35 TDI quattro advanced……513万円
  • Audi Q3 35 TDI quattro S line……543万円

Audi Q3 Sportback

  • Audi Q3 Sportback 35 TFSI……452万円
  • Audi Q3 Sportback 35 TFSI S line……516万円
  • Audi Q3 Sportback 35 TDI quattro S line……563万円

なお、アウディ ジャパンによれば、Audi Sportが手がける「Audi RS Q3」は2021年の第1四半期の導入を目指しているが、可能なら導入時期を前倒ししたいということだ。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Audi Japan)

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