3月3日、急遽、ライブストリーミングでのワールドプレミアになった新型Audi A3 Sportback。その時点では明らかにされていなかったことがわかってきました。
3月30日に、追加の広報資料が公開されましたので、その中なら新たにわかったところをいくつか挙げてみたいと思います。
まずはボディから。旧型ではボンネットやフロントフェンダーにアルミパーツが使われていました(セダンはボンネットのみ)。新型でもボンネットをアルミ製とすることで、軽量化が図られました。
サスペンションは、フロントは全車にマクファーソンストラットサスペンションが搭載されます。一方、リヤサスペンションはエンジン出力により2タイプを設定。110kW(150ps)以上のモデルには、これまでどおり独立タイプの4リンクリヤサスペンションが採用されますが、110kW未満の比較的低パワーのモデルでは、半独立タイプのトーションビームリヤサスペンションとなるのが、旧型とは異なるところです。
パワートレインでは、直列4気筒1.5 TFSIエンジンと48Vマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載するグレードを設定したのが新しいところです。すでに、A6やA7などで採用されるMHEVですが、コンパクトクラスのA3 Sportbackにも搭載が拡大されるのには注目です。
なお、MHEVの付かない1.5 TFSIエンジンや、直列3気筒の1.0 TFSI、ディーゼルの2.0 TDIなどが用意されるようです。果たして、日本にはどのエンジンが導入されるのでしょうか?
そのほか、シャッター付きのエアインテークが備わったり、リヤパーセルシェルフが床下に格納できるようになったりと、いろんな小技が仕込まれている新型A3 Sportback。新型Audi Q3/Q3 Sportbackとともに、日本導入が待ち遠しいですね!
(Text by Satoshi Ubukata)