2019年11月1日、アウディ ジャパンは、フルモデルチェンジにより2代目に生まれ変わった「Audi A1 Sportback」を発表し、11月25日から販売を開始する。

Audi A1が登場したのは2010年のこと。日本にも2011年に導入され、世界中で90万台、日本国内で3万台を販売した最も小さいAudiが、フルモデルチェンジにより進化した。なお、新型Audi A1は5ドアのSportbackのみのラインアップである。

新型は横置きエンジン用プラットフォームの「MQB」を採用。ボディサイズは、全長4040×全幅1740×全高1435mmと全長が55mm長くなった。ホイールベースは95mm拡大され、後席やラゲッジスペースに充てられている。

画像2: 新型「Audi A1 Sportback」発表

エクステリアは、幅広く、低い位置に配されたシングルフレームグリルとフルLEDヘッドライト、大きなエアインテークが、このクルマをよりスポーティに印象づける。

ボンネットの先端に設けられた3分割スリットやワイドなCピラーは、往年の「Audi Sport quattro」のイメージを受け継ぐものだ。

初代同様、ルーフ部分をボディカラーと別色とするコントラストカラーも選択が可能だ。

画像3: 新型「Audi A1 Sportback」発表

一方、新型Audi A1 Sportbackのインテリアは、10.25インチのフル液晶ディスプレイ式のメーターを標準装着。さらに、オプションで10.1インチ タッチスクリーンを備えたMMIナビゲーションシステムやアウディ バーチャルコックピットが装着可能だ。

テレマティックス機能の「Audi connect」「Audi connect navigator」、Apple CarPlayやAndroid Autoが利用可能なアウディスマートフォンインターフェイスや、ワイヤレスチャージングもオプションとして用意する。また、Audi A1としては初めて、Bang & Olufsen 3Dサラウンドシステムをオプション設定した。

搭載するエンジンは、1.0Lの25 TFSIと1.5Lの35 TFSIを用意する。35 TFSIは最高出力110kW(150ps)、最大トルク250Nmの余裕ある性能を誇る一方、気筒休止システム(COD)により低燃費を実現する。25 TFSIは2020年第2四半期の導入が予定されている。組み合わされるトランスミッションは7速Sトロニックで、駆動方式はFFである。

運転支援システムが充実しているのも新型Audi A1 Sportbackの特徴で、先行車に衝突する恐れがあると判断すると、警告や衝突被害軽減ブレーキを作動して、衝突の回避、または、衝撃を軽減するアウディ プレセンスフロントを全車に標準装備。アダプティブクルーズコントロールやハイビームアシストなど含むアシスタンスパッケージをオプションで用意される。

ラインアップと価格は以下のとおり。

  • Audi A1 Sportback 35 TFSI advanced:365万円
  • Audi A1 Sportback 35 TFSI S line:391万円
画像7: 新型「Audi A1 Sportback」発表

アウディ ジャパンでは、新型Audi A1 Sportbackの発売を記念して、限定車「A1 Sportback 1st edition」を11月25日に発売する。

Audi A1 Sportback 35 TFSI advancedをベースに、MMIナビゲーションシステムやアウディ バーチャルコックピット、コンビニエンスパッケージ(アドバンストキー、リヤビューカメラ、アウディパーキングシステム、デラックスオートマチックコンディショナー、シートヒーターフロント)、アシスタンスパッケージ(アクティブレーンアシスト、アダプティブクルーズコントロール、プレセンスベーシック、ハイビームアシスト、ルームミラー自動防眩)を標準装着。

エクステリアでは、コントラストルーフならびにコントラストパッケージを採用するとともに、ブラックインサートを装着した17インチ5スポークデザインアルミホイールが装着される。

250台の限定で、価格は443万円。

画像8: 新型「Audi A1 Sportback」発表

(Text by Satoshi Ubukata)

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