静岡県の富士スピードウェイで開催される「SUPER GT x DTM 特別交流戦」に、4台のAudi RS 5 DTMが参戦する。
日本のSUPER GTで戦う3メーカーのGT500マシーン15台と、4台のAudi RS 5 DTM、3台のBMW M4 DTMが富士スピードウェイでバトルを繰り広げる「SUPER GT x DTM 特別交流戦」。Audi勢のドライバーラインアップは次のとおり。
- レネ・ラスト(Audi Sport Team Rosberg)
- マイク・ロッケンフェラー(Audi Sport Team Abt Sportsline)
- ロイック・デュバル(Audi Sport Team Phoenix)
- ブノワ・トレルイエ(WRT Team Audi Sport)
このうち、カスタマーチームのWRT Team Audi Sportは、アウディ ジャパンとHitotsuyama Racingのサポートを受ける。ブノワ・トレルイエ選手は、フォーミュラニッポンやSUPER GTに参戦経験があり、日本でも人気のドライバー。「富士でレースをすることになり、夢が叶いました。今回のレースでは、これまでのキャリアで最大の成功を収めた2つの要素、つまり日本とアウディが組み合わされることになります。この3年間、わずか数レースしか戦っていないので、簡単に結果を出すことはできないかもしれませんが、WRT、アウディ、そして日本のファンを失望させないように全力を尽くすつもりです」と述べている。
ロイック・デュバル選手も日本でのレース経験があり、日本のファンは多い。「日本では、素晴らしい時間を過ごしました。再び日本でレースをすることを楽しみにしています。“ロッキー”(ロッケンフェラー)と親しくなるチャンスもあると思うので、いまからワクワクしています。日本の文化にも触れる機会があるでしょう。また、SUPER GTとスーパー フォーミュラのファンに、再び会えることも素晴らしいことです。多くの人々が、DTMマシンとドライバーに会いに来てくれると確信しています。11月の富士の天候は少し不安定ですが、天気が味方してくれることを願っています」とコメントしている。
SUPER GT x DTM 特別交流戦は2019年11月23日、24日の2日間開催される。
(Text by Satoshi Ubukata)