カーアクセサリーのなかで、ここ数年、急激に関心が高まっているのがドライブレコーダー。いまや必需品といわれるアイテムだけに、各社からさまざまな商品が発売され、どれを選んでいいか悩むところです。
AudiオーナーであればAudi純正ドライブレコーダー「Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー」(以下、Audi UTR)はもっとも身近な選択肢。そこで、今回はAudi UTRを実際に装着して、その実力を試してみました。
![画像1: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/07/19/0fcabc46eb4d97084b2153065c6fc333d59d8749_xlarge.jpg)
Audi UTRは、優れた機能性と操作性を併せ持つAudi専用のドライブレコーダーです。昼夜を問わず、鮮明な動画を記録するのはもちろんのこと、駐車中にはGセンサーとレーダーで監視し、異常を記録することが可能です。
今回はAudi RS 3 Sportbackに、前後の監視ができるAudi UTR(フロント&リヤ)を装着しました。
![画像2: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/07/19/232a6cd10d9debeb8f4fcc6bda7aa024362bb776_xlarge.jpg)
その第一印象は……とにかくデザインがいい! シンプルなのに、スタイリッシュで、Audiのエクステリアやインテリアにうまく溶け込んでいます。
それもそのはずで、このAudi UTRはAUDI AGが専用にデザインしたものなのです。市販品とは一線を画するデザインクオリティだけでも、これだけでもAudi UTRを選ぶ理由としては十分かもしれません。
![画像3: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/07/19/5bdd79aebfa76afe650683f4a0fe67d075735ff3_xlarge.jpg)
![画像4: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/07/19/c0dd9316cbc6f13e3b66c3789474952642b9b777_xlarge.jpg)
その使い勝手の良さもAudi UTRの特徴のひとつです。Audi UTRは、機能の設定や動画の再生などをスマートフォン(iPhoneまたはAndroid)のアプリで行うことが可能です。
![画像5: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/07/19/5989ae931bf227620a2ce5727b8262975d1f3e0e_xlarge.jpg)
使い方はとても簡単で、専用アプリの「Audi UTR」をストアからダウンロード。スマートフォンのWi-Fi設定で「AUDI UTR」を選択して接続し、ダウンロードしたAudi UTRアプリを起動します。
さっそく設定を行いますが、すっきりしたデザインのメニューとわかりやすさは、さすがAudiといったところです。
「モード」では、運転中に加えて、駐車中に記録する内容や、イベントとして反応するショックの強弱などを選ぶことが可能です。面白いのがドライブモードに「レース」というメニューがあり、これを選ぶとフロントカメラのみで速いフレームレートの動画を撮ることができます。
また、「システム設定」ではGPSやマイクなどを利用するかどうか、「ビデオオーバーレイ」では動画に表示する内容の選択が可能です。
設定が終われば、あとはAudi UTRまかせで、自動的に走行中や駐車時の様子がAudi UTR内のSDカードに記録されます。
実際に使ってみて、とても便利だったのが、記録された動画をすぐにスマートフォンで確認できること。SDカードを取り出して、PCでSDカードを内容を確認……といったステップなしで、スマートフォンのアプリを起動すれば、直接動画を見ることができるのです。
アプリを使えば、前方と後方の映像を選んで見ることができますし、必要なものをスマートフォンにダウンロードしておけば、あとから確認することも可能です。事故などイベント発生時は別ですが、通常の動画はSDカードの容量がいっぱいになると上書きされてしまうので、残しておきたい映像を素早く手元に保存するにはとても便利でした。
撮影された動画は画質も良く、夜間でもまわりの様子がしっかりと確認できます。薄暗い場所に駐車した場合でも、思いのほか明るく撮れていました。
頼りになるのが、駐車中の監視機能。Audi UTRは、ショックを検知するだけでなく、レーダーによって周囲の動きをチェックしています。
たとえば、クルマに戻ってUTRアプリを起動すると、どれだけイベントが検知されたかがわかります。このときは、レーダーで検知したイベントが30回、Gショックによるイベントの検知はありませんでした。
![画像14: 【PR】Audi ユニバーサルトラフィックレコーダー体験記](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/08/02/8a143276ef6f4000b0b28e8c153d72e99222414b_xlarge.jpg)
ただ、実際に30回のイベントを検知していますが、クルマへの被害はありませんでした。クルマの周囲をクルマや人が通過したのを検知しますので、交通量が多い場所では回数が増えますし、人通りが少ない場所では回数が減ります。
そこで、駐車位置にあわせてレーダーの感度を調節しておくと、より快適に使えるのではないでしょうか。試しに、UTR アプリの設定で、レーダーの感度を「1」にすると、クルマの前方から約8m離れた動きを検知。一方、「3」なら1mくらいの範囲で検知します。ですので、道路に隣接する場所に停めるときには感度を落とし、反対に道路から離れた駐車場などでは感度を上げておくといいでしょう。
ショックに関しては、人がクルマを揺さぶるくらいでは反応せず、少なくともドアを開閉するような衝撃が必要ですので、レーダーとショックの併用がお勧めです。
もうひとつ、便利なのが、駐車位置表示機能。クルマを停めた位置がアプリで確認できます。
地図はアプリ内で拡大表示が可能ですので、たとえば、ショッピングモールやテーマパークのパーキングでクルマを見失ったときなどに、役に立ちそうです。
なお、たまにAudi UTRのWi-Fiと切断されていたり、つながらなかったりすることがありましたが、たいていは車両のWi-Fiスポットに接続が切り替わっていました。そういった場合は、車両のホットスポット機能をオフにすると、Audi UTRにつながりやすくなるようです。
スタイリッシュなデザインと、鮮明な映像、そして、スマートフォンとの連携による使い勝手の良さなど、見どころ満載のAudi UTR。Audiオーナーなら、ぜひ注目してほしい一台です。
(Text by Satoshi Ubukata)