2018年10月24日、Audi AGはミッドシップスポーツ「Audi R8」のフェイスリフトを発表した。
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2015年のジュネーブショーがワールドプレミアとなった2代目「Audi R8」に初のフェイスリフトが実施された。一番のハイライトはフロントマスクの変更。2018年のパリサロンでデビューした2019年モデルの「Audi R8 LMS」にも採用されているワイドなシングルフレームグリルやエアインテークのデザインを受け継ぎ、より精悍でスポーティなイメージに仕上げられている。
エンジンは従来どおり出力が異なる2種類の5.2L V10ユニットを採用。そのスペックは公開されていないが、パフォーマンスの向上が期待される。
シャシーは、サスペンションに、スタビリティの向上とハンドリングの正確性のための変更が施された。また、CFRP(カーボン)とアルミでつくられたフロントスタビライザーがオプションで用意される。
新しいAudi R8は、ヨーロッパでは2019年第1四半期にデリバリーが開始される予定だ。
(Text by Satoshi Ubukata)