現在開催中の東京モーターショー、もう足を運んだという人も多いと思いますが、Audiブースに展示されている新型Audi A8にこんなバッジが付いているのはご存じでしたか?
これまでモデル名のあとには「3.0 TFSI」のように、エンジンの排気量を表す数字が続いていました。しかし、このAudi A8からは、最高出力の大小を表す2桁の数字が表示され、グレード名は「Audi A8 55 TFSI quattro」にようになります。これについては以前のニュース「
では、具体的には最高出力と2桁の数字はどう対応するのでしょうか?
では、具体的には最高出力と2桁の数字はどう対応するのでしょうか?
いろいろと調べてみると、こんな対応になっていました。
表示 最高出力
25 70〜80kW
30 81〜109kW
35 110〜124kW
40 125〜168kW
45 169〜209kW
50 210〜244kW
55 245〜319kW
60 320〜419kW
70 420kW〜
Audi A8の3.0 TFSIは250kWなので「55 TFSI」というわけです。ちなみに、ドイツには3.0 TDI(210kW)を積むグレードがあり、こちらは「50 TDI」となります。
「55 TFSI」と「50 TDI」では、前者のほうが高出力であるのは一目瞭然です。一方、2桁の数字は最高出力から簡単に計算できるわけではなく、また、そもそも最高出力の単位がkWなので、2桁の数字からエンジンの排気量や最高出力を類推するのは難しいですね。
まあ、それが狙いなのでしょうが(笑)
(Text by Satoshi Ubukata)