新型Audi A4が発表されました。そんなふうに感じさせませんでしたが、振り返ってみると先代のB8型は約8年間も販売されたんですね。かつてはひと世代がこれくらい続くのはドイツ車では珍しいことはありませんでしたが、ここのところドイツ車も4〜5年でモデルチェンジするパターンが増えてきました。
さかのぼればB7型とB6型の販売期間が約4年間で、B4型(初代A4)のそれは約6年間でした。約8年間売られたとなると、B2型のアウディ80(1978〜86年)までさかのぼらなければなりません。
地図アプリに関しては、Google マップが使えればよいのですが、現時点では使えるのはApple純正のマップのみ。2012年、iOS6リリースを機にiPhoneの標準地図アプリがGoogle マップからApple純正マップに切り替わり、その純正アプリの出来が全然ダメだったので、iPhoneユーザーは皆絶望しましたよね。「パチンコガンダム駅」などと表示されたり。あの時はAppleが珍しく非を認め、ほどなくiPhone用のGoogle マップが復活して皆ほっと胸をなでおろしたものです。
A4の場合は純正カーナビが標準搭載されますし、バーチャルコックピット(あれは最高!)でメーターパネルの12.3インチLCDモニターに地図が映し出されますからわざわざCarPlayのマップを使うことはないでしょう。けれど、ドイツ勢以外の輸入規模の小さなブランドの場合、カーナビのローカライズに頭を悩ませ、それがクルマ自体の日本導入を遅らせる原因になることも多く、しかも頑張って導入しても使いにくいシロモノになってしまっているケースがままあります。
長寿モデルからの刷新ということもあり、新型にはさまざまな新機能が盛り込まれているのですが、楽しみなのは「アウディスマートフォンインターフェイス」です。平たくいえば、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応したということですね。というか「アウディスマートフォンインターフェイス」も十分平たいいい方でしたね。
iPhoneユーザーなのでCarPlayにしか関心がないのですが、ここへきて輸入車も国産車も多数のクルマが対応し始めました。先日開かれたJAIA(日本自動車輸入組合)試乗会で、シボレー・キャプティバがいち早くカープレイに対応していたので試してみました。素晴らしいです。
クルマとiPhoneをケーブルで接続すると、車載モニターに「電話」「ミュージック」「マップ」「メッセージ」「ポッドキャスト」「オーディオブック」など、iPhoneにあるようなアプリのアイコンが表示されます。恥ずかしがらずにSiriと対話して機能を呼び出して使えば、iPhone電話をかけられるし、音楽も聴くことができるわけです。
地図アプリに関しては、Google マップが使えればよいのですが、現時点では使えるのはApple純正のマップのみ。2012年、iOS6リリースを機にiPhoneの標準地図アプリがGoogle マップからApple純正マップに切り替わり、その純正アプリの出来が全然ダメだったので、iPhoneユーザーは皆絶望しましたよね。「パチンコガンダム駅」などと表示されたり。あの時はAppleが珍しく非を認め、ほどなくiPhone用のGoogle マップが復活して皆ほっと胸をなでおろしたものです。
そんなこんなで今でもGoogle マップを使っているiPhoneユーザーのほうが圧倒的多数でしょうから、ぜひCarPlayでもGoogle マップを使えるようにしてほしいものです。とはいえ、Apple純正マップもあの頃に比べれば相当精度が上がっています。見やすさは当時からGoogle マップより上でしたし。
A4の場合は純正カーナビが標準搭載されますし、バーチャルコックピット(あれは最高!)でメーターパネルの12.3インチLCDモニターに地図が映し出されますからわざわざCarPlayのマップを使うことはないでしょう。けれど、ドイツ勢以外の輸入規模の小さなブランドの場合、カーナビのローカライズに頭を悩ませ、それがクルマ自体の日本導入を遅らせる原因になることも多く、しかも頑張って導入しても使いにくいシロモノになってしまっているケースがままあります。
CarPlayの導入で、そうした問題が一気に解消されるわけで、これは朗報以外のなにものでもありません。多分Androidもだいたい同じようなものでしょう(←乱暴)。Apple CarPlayやAndroid Autoの普及がもう少し早ければ、あるいはフォード・ジャパンも......ってそんな単純な話ではありませんね。
というわけで、非ドイツの小規模インポーターの皆さん、カーナビやオーディオのローカライズは気にせず、右ハンのめどがついたらApple詣でして、あとはモニターだけ付けて輸入しちゃってください。その辺りを除けば、クルマ自体はすごく魅力的なのですから!
(Text by Satoshi Shiomi)