カレンダーはまだ10月ですが、クルマの冬支度は早めに整えておくのが安心です。特に、ウインタータイヤの手配は早いに越したことはありません。
降雪地区に住む方はもちろん、非降雪地区でも、冬を安心・安全に過ごすにはウインタータイヤは必需品。突然の雪にも対応できますし、ドライ性能の高い現代のウインタータイヤなら、雪のない路面でも街中から高速まで、快適に過ごすことができます。
そうとわかっていても、ウインタータイヤを手配せず、いざ雪が降り、買おうとしたら適切なサイズが売り切れていた......という苦い経験の持ち主は多いはず。それだけに、早めの手配をお勧めするのですが、ここで悩むのがタイヤサイズとホイール。標準のアルミホイールを使い、サマータイヤと同じタイヤサイズに履き替えるという手もありますが、その後の入れ替えを考えると、ウインタータイヤ専用のアルミホイールを用意したほうが便利です。
また、もし可能なら、"インチダウン"したほうが雪道では安心です。というのも、ウインタータイヤはタイヤ幅が狭いほうが雪や氷をかき出す力が強いため、氷雪路では有利。しかも、タイヤ幅が狭いと、そのぶん接地面にかかる重量が高くなるので、滑りにくくなるのです。
たとえば、写真のAudi A4 2.0 TSI quattro S-lineには、245/40R18のサマータイヤ（写真左）が標準装着されていますが、2インチダウンの225/55R16サイズのタイヤ（写真右）が装着可能です。そこで、ウインタータイヤはこのサイズを選ぶことにしました。もちろん、クルマによって適切なタイヤサイズは異なりますので、まずはAudi正規ディーラーのスタッフに相談することをお勧めします。
タイヤサイズが決まったらホイールを選ぶことになりますが、やはり安心なのはAudi純正アルミホイールです。というのも、Audi純正アルミホイールは、非常に高い品質を誇っているからです。たとえば、Audi純正アルミホイールは、耐衝撃試験や耐腐蝕性試験、耐候性試験などで、Audiが定めた厳しい基準をクリア。その高い品質は、第三者検査機関の「TUV」が行ったテストや、Audi Japanが独自に行ったテストでも証明されています。
もちろん、Audi専用にデザインされているので、車両とのマッチングが良いのはいうまでもありません。
そこで今回は、Audi A4に適した5アームデザインの7J-16（インセット46mm、5穴、PCD112mm）タイプを選択。価格は2万2050円（1本、税込）とお手頃なのもうれしいところです。
取り付け作業は、神奈川県横浜市にある
取材ということで、特別に作業の様子を見ることができましたが、最新型のホイールバランサーは、タイヤに荷重をかけ、実際の走行に近い状況で計測できるというもの。ホイールバランスの調整だけでなく、どのタイヤをどの位置に装着したらいいかまでアドバイスしてくれるすぐれモノです。
このような設備が整っているのも、正規ディーラーだからこそ。単にタイヤを交換するだけでなく、Audiに最適なメインテナンスが受けられるのはうれしいものです。
ところで、ウインタータイヤ装着後に悩むのが、サマータイヤの保管方法。スマートに保管したいんだけど......。
そんなとき役立つのが、Audi純正アクセサリーのタイヤカバー。1本ずつカバーするタイプで、一度くるんでしまえばグリップを持って運べるので、手などを汚す心配がありません。また、各カバーにはタイヤの位置を示すイラストが描かれているため、元に戻すときの確認も簡単です。
スタイリッシュに収納できるのも、Audi純正タイヤカバーを選ぶ理由のひとつです。価格は1台4本分がセットで8400円（税込）です。
これで、冬を迎える準備は万端ですね！
なお、今回紹介したウインターホイールとAudi A4のアクセサリーについての詳しい情報は、Audi Japanの公式サイトをご覧ください。
次回は、New Audi A3 Sportbackのエクステリアをさらにスポーティに際立たせるアイテムを紹介します（2013年10月17日更新予定）。
どうぞ、お楽しみに！
(Text by Satoshi Ubukata)
