都内でクルマを使っていると、なにかと気を遣う場面が多い。たとえば、駐車場がそのひとつだ。（取材協力：AXIS）
ふだん私も立体駐車場を利用しているのだが、いまだに入庫するときは緊張する。なかでも、パレットに凹凸があるタイプは、ホイールを"ガリって"しまいそうで、緊張はMAXに達する。
音楽プロデューサーの内山雄介さんも、同じ悩みを抱えていた。彼の愛車は最新型のAudi S4 Avant。港区の事務所には愛車で通うことが多いそうだが、契約している駐車場がタワー型ということで、入庫のたびに気を遣ってしまうという。
一方、クルマのドレスアップには興味があり、アルミホイールの新調を考えていた。でも、せっかくお気に入りのアルミホイールを履いても、傷つけてしまっては台なし......。
そんな内山さんにお勧めしたのが、適切なサイズのアルミホイールとタイヤの選択だ。ドレスアップでは幅広いタイヤを履き、ホイールを外に出すのが定石だが、あえてその逆のアプローチを探ってみることにした。
今回、Audi S4 Avantのシューズとして選んだのが、OZの「
たかが20mmと思われるかもしれないが、内山さんによれば格段に入庫が楽になったという。反対にAudi A4 Avantのドライバーはホイールを傷つけまいと苦戦していたのとは対照的だ。
「新しいホイールとタイヤに変えて乗り心地が良くなり、ハンドリングも軽快になりました。今回のドレスアップは大成功ですね！」とは内山さん。ブラックのAudi S4 AvantにマットブラックのItalia 150がよく似合っており、とてもスタイリッシュで都会的な仕上がりとなった。
スマートなカスタマイズ例として、皆さんも参考にしてみれば？
(Text by Satoshi Ubukata)
