150514-ADE-2.jpgスペシャルな体験ができる「Audi Dynamic Experience Campaign」をネットで見かけ、いろんなコースがあるなかから富士スピードウェイを選択して申し込んだら、運良く当選しました! 富士スピードウェイでは、Audiのポテンシャルの高さとアクティブ・セーフティを実際に体験できる「Audi driving experience」が行われました。60組120名の当選枠に2万1000人の応募があったそうです。

この日は台風のような雨と風があり、中止寸前という悪天候。富士スピードウェイへは姉妹サイトの150514-ADE-3.jpg
まずはブランドストーリーのレクチャーから。Audiの創業者「ホルヒ」のストーリーからはじまり、4つのブランドが一緒になり、現在のフォーリングスが誕生した経緯を聞き、歴史の深さに感心。また、フルタイム4WDのパイオニアとなった「Audi quattro」を世に送り出すなど、新しい技術に挑戦することが大好きなブランドだと理解しました。

ちなみに、Audiのデザインを特徴づけている「シングルフレームグリル」は、創業者ホルヒがつくり運転したラリーカーのラジエターグリルをイメージしたものだそうです。ホルヒのDNAはそんなところにも受け継がれているんですね!

ところで、AudiのラインナップはA/S/RSですが、ベースモデルの上に2つのスポーツモデルがあるのはAudiだけであり、スポーツブランドに特に力を入れているとのこと。またRS 6などに採用されている4L V8ツインターボはレースの経験が生かされていて、通常外側に配置されるターボをバンクの内側に配置することによりコンパクトに設計されています。

こんなところまでレースと一般車が直結しているブランドは少ないと聞かされ、否応なく、これから乗るRSモデルへの期待感が膨らみました。

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そしていよいよコースへ。さっそくRSモデルに乗り、プロドライバーの先導により富士スピードウェイの本コースを3周します。この日の雨は激しく、コースに川ができて中止寸前の状態だったようですが、この悪天候は逆にquattroには好都合!

私がドライブしたのはAudi RS 4。先導車に続いてレコードラインを走ります。スピードが出ているコーナーでもquattroと電子制御により大きく姿勢を乱すことはなく、思いどおりにラインを走ることができました。雨での運転が上手くなったと誤解してしまいそうです(笑)

続いてはAudi RS 6を使用し、プロドライバーの運転を助手席で体験。プロでもこの雨は怖いといっていましたが、かなりの速度で突っ込んでも安した走りに怖さはまったく感じませんでした。これにて前半は終了。

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ランチのあと、次の会場へはAudi S3で移動。気分を盛り上げてくれます。ここでタイムトライアルに挑みます。

コースは急ブレーキから危険回避行動、パイロンスラローム、さらに、急ブレーキで目印の場所に停止するというもの。タイムトライアルは一発勝負との説明を受け、その前にコースを覚えるために慣熟走行。濡れた路面でも、急ブレーキからの急ハンドルは安定した姿勢が保たれること、また、スラロームでも思いどおりに曲ることにびっくり。4WDのイメージが変わりました。

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ちなみに、タイムトライアルが一度だけというのは、日常で突発的なアクシデントが発生したときに「もう1回」はあり得ないので、日頃から集中して安全運転を心がけてほしいからでした。

プログラム終了後には、タイムトライアルの結果発表。3位までは景品があります。1位は「アウディスポーツのくまさん」。私はというと2.963秒差の8位でした。

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イベントの最後には修了証までいただいて、大満足の1日となりました。さらに後日、お礼状とともにオリジナルステンレスブックマークが送られてきてAudiの印象はさらに高まりました。

Audi driving experienceは、Audiのブランドが体感できる楽しいイベントなので、皆さんも機会があれば申し込んでみてはいかがでしょうか?

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私はというと......up!で雨の走行安定性を感じ感心していましたが、quattroの高い性能を体験したら欲しくなってしまいました。Audiの術中にはまったかも(笑)

(Text & Photos by Shinya Shigeta)

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