110824-A8-01.jpgアウディAGは、2012年にアウディA8ハイブリッドを発売する。 ラグジュアリークラスのハイブリッド車といえば、レクサスLS600hやメルセデス・ベンツSクラスハイブリッドが思い浮かぶ。LS600hは5L V8、Sクラスハイブリッドは3.5L V6を搭載するのだが、なんとA8ハイブリッドは2L 直列4気筒エンジンを積むというのだ。

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このハイブリッドは、おなじみの2.0 TFSIエンジン(211ps、35.7kgm)に、小型のモーター(54ps、21.4kgm)を組み合わせたもので、基本的にはQ5ハイブリッドと同じシステムだ。8速ティプトロニックを介して前輪を駆動する。

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モーターがエンジンをアシストすることにより、最大245ps、50.0kgmのパフォーマンスを発揮する。発進はモーターが担当し、最高100km/hまでEV走行が可能だ。また、60km/h巡航ならバッテリーのエネルギーだけで最大3km走ることができる。ちなみに、バッテリーは、重量36.7kg、容量1.3kWhのリチウムイオンタイプを採用する。

注目の燃費は、EUサイクルで6.4L/100kmを下回る(15.6km/Lを上回る)数字になるという。つまり、6〜8気筒の力強さを誇りながら、燃費は優秀な4気筒並みというA8ハイブリッド。ラグジュアリークラスに4気筒という発想が、なんともアウディらしく、ぜひ日本にも導入をお願いしたいモデルである。

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(Text by Satoshi Ubukata)

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