120112-AJ-04.jpg2012年1月11日、アウディ ジャパンは東京・原宿にあるAudi Forum Tokyoにおいて、2012年の新春記者会見と新型A5シリーズの発表を行った。 アウディの販売は世界的な堅調が続き、2010年に続き2011年の世界市場において販売の新記録を達成した。ドイツの3大プレミアム・ブランドの2011年の販売台数において、アウディは1位BMW(約138万400万台)に続きメルセデス・ベンツ(約126万700台)を抜く130万2650台と、2位の座を獲得した。

これにはアウディブランドとして、単一市場でドイツを抜きトップとなった中国マーケットの活況や、欧州・米国それぞれでアウディの期待を上回る2010年比で10%以上の販売台数の伸びが寄与したもよう。

いっぽう、日本市場全体の2011年の登録台数は前年比で約16%の減少となったのに対して、アウディジャパンも好調な販売を維持し、前年比で約26%増加の2万1166台と過去最高となる2万台を越える登録実績を実現したとのことだ。

当日出席したアウディジャパンの大喜多 寛社長は2012年の販売戦略として、来る2月のA6アバントの発表を端緒として、昨年の東京モーターショーでお披露目したS6/S7/S8などのSシリーズやRSシリーズの拡充を図り、コンパクトモデルではA1スポーツバックやQ3を2011年度中に市場導入する予定だとコメント。

ブランド戦略や販売面では、2012年末までの新CI導入など今後も顧客サービスの充実やブランド認知度の向上を図っていくとした。
 
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今回発表された新型A5シリーズは、エクステリアではシングルフレームグリルや前後ランプのデザイン変更などを実施、標準グレードでは2L 直噴直4ターボを、Sシリーズでは3Lのスーパーチャージャー付きV6を設定した。

全モデルで電動パワーステアリング、アイドリングストップ機能を与えていることにも注目したい。価格はA5スポーツバック2.0TFSIクワトロの580万円からS5カブリオレの948万円までとなり、A5シリーズ(Sシリーズを除く)はエコカー減税/補助金の対象となっている。

120112-AJ-02.jpg当日の会場には、アウディ ジャパンのブランドアンバサダーのひとりである女子プロゴルファーの上田桃子選手(Q7が日常の足とのこと)が晴れ着の装いで姿を見せた。「荷物も充分に積めて、長距離の移動も快適」とQ7を高く評価。
ステージ上に展示されたS5スポーツバックのスポーティな外観と高級感の高い内装の仕立て、ワゴン並みの荷室容量などに興味を惹かれた様子だった。次いで、展示車のエンジンフードで上田選手による「書き初め」が披露されるなど、会場は来場した数多くのメディアとともに、新年に相応しい華やかさに包まれていた。

(Text by Shinya Iwao)

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