

バッテリーは1.3kWhのリチウムイオン電池を採用。走行にガソリンエンジンを使わない「EVモード」を選択することが可能で、その場合の最高速は100km/h。60km/hでの走行距離は最長3kmだ。

A8ハイブリッドは、A6ハイブリッド同様、駆動方式はFFになる。燃費は13.8km/Lで、A8 3.0 TFSIクワトロよりも3割近く燃費が向上している。

価格は948万円と、A8 3.0 TFSIクワトロよりも低く設定されている。ただし、120台の限定販売である。


燃費は12.7km/Lで、Q5 2.0 TFSクワトロの12.5km/Lをわずかに上回るレベル。しかし、実燃費では両者の差は広がるのではないだろうか? このあたりは、機会があれば実際に比較してみたい。
価格は715万円で、Q5シリーズの最上級モデルに位置づけられる。

これには、A1スポーツバックやQ3、S6/S7/S8といったニューモデルの投入や、最新のCIに基づく大規模店舗のオープン、顧客満足度を向上させるために行っているセールスおよびアフターセールススタッフのトレーニングなどが貢献しているという。
2013年はさらなる成長を狙って、ブランドイメージの浸透に力を注ぐとともに、新規ショールームのオープンや新商品の投入などにより、2012年に対してさらに10%増の新車販売台数を目指す。
ちなみに、2013年の第1四半期には、2台のハイブリッドに加えて、マイナーチェンジしたR8の導入が予定されているという。こちらも楽しみな一台だ。
(Text by Satoshi Ubukata)