2013年4月3日、アウディ ジャパンは「アウディRS 4アバント」を発表、4月10日から販売を開始する。※ギャラリーはこちら
（写真はヨーロッパ仕様）
専用のシングルフレームグリルや前後バンパー、そして、ブリスターフェンダーなど、ひとめで標準モデルとの違いがわかるRS 4アバントのエクステリア。その内には、あのRS 5と同じパワートレインが潜んでいる。
パワーユニットは、4.2 FSI＝4.2L V8の自然吸気直噴ガソリンエンジンで、最高出力450ps、最大トルク430Nm（43.9kgm）の実力。これに7速Sトロニックが組み合わされ、クラウンギヤ式センターデフを採用するクワトロにより4輪にトルクを配分。リヤスポーツディファレンシャルは標準で搭載される。
0-100km/h加速は4.7秒の駿足。一方、JC08モード燃費は8.1km/Lを達成する。
シャシーは、RS 4専用のスポーツサスペンション、新デザインの20インチアルミホイールなどを採用。軽量なウェーブデザインのベンチレーテッドディスクブレーキを搭載するのも特徴のひとつだ。ブラックを基調としたインテリアは、カーボンのデコラティブパネルやヘッドレスト一体のSスポーツシートが、とびきりスポーティな雰囲気を醸し出している。
そんなRS 4アバント、日本での価格は1195万円。ステアリング位置は左右いずれも選択可能だ。
スポーツモデルでありながら、アバントの実用性を兼ね備えるRS 4アバント。その走りを試してみたい！
(Text by Satoshi Ubukata)
