141212-Q7-01.jpg2014年12月12日、Audiは7シーターのプレミアムSUVである新型「Audi Q7」の写真を公開した。

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QシリーズのトップモデルであるAudi Q7がフルモデルチェンジ。ヨーロッパでは2015年春に発売、夏頃にはデリバリーが始まる見込みだ。

新型Audi Q7は、全長5.05×全幅1.97×全高1.74mの余裕あるサイズのプレミアムSUV。フォルクスワーゲン・トゥアレグやポルシェ・カイエンと異なり、7人乗り3列シートを有するのが特徴だ。

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新型Audi Q7では、新デザインのシングルフレームグリルやLEDヘッドライトにより、これまでとは明らかに異なるフロントビューに仕上げられている。オプションでマトリクスLEDヘッドライトを選ぶことも可能だ。

ボディサイズは従来よりも全長が37mm、全幅が15mmコンパクトになっているが、室内スペースはむしろ拡大。注目はその重量で、旧型に比べて325kgのダイエットに成功、3.0 TDI搭載モデルでは2トンを切る。

エンジンは、3.0 TFSI(333ps)、3.0 TDI(272ps)に加えて、2.0 TFSI(252ps)、3.0 TDI(218ps)が用意される。8速ティプトロニックが組み合わされ、セルフロッキングディファレンシャルを用いたquattroにより、そのパワーを余すところなく路面に伝える。

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インテリアは、Audi A6/A7を彷彿とさせるラップアラウンドデザインを採用。一方、ライン状のエアベントなどに採用により、これまでにない雰囲気をつくりあげている。

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141212-Q7-05.jpgMMIのコントローラーやシフトレバーのデザインも一新され、Audiのなかでも最も進んだヒューマンインタフェースに仕上げられている。メーターはデジタルディスプレイを用いた「アウディ ヴァーチャルコックピット」を選ぶことが可能だ。
室内には7人分のシートが用意され、2列目に3名分、3列目に2名分が設置される。ラゲッジスペースは、7名乗車時でも295Lが確保され、3列目を倒せば890L、2列目と3列目を倒せば2075Lのスペースが現れる。

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最新のモデルだけに、渋滞時にドライバーの負担を軽減するACCなど、ドライバーアシスタンスシステムも充実。さらに、2015年内に、3.0 TDIと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドのAudi Q7 e-tron quattroも予定されている。

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最新のテクノロジーにより、高性能、高効率、高スペース効率化が図られるAudi Q7。現在、日本ではその販売が途絶えているだけに、新型を待つ人は多いに違いない。TFSIだけでなく、TDIやプラグインハイブリッドなどの導入を期待したい。

(Text by Satoshi Ubukata)

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