2015年6月17日、Audiの2.5L直列5気筒ターボエンジンの「2.5 TFSI」が2015年の「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」2−2.5L部門で6年連続の最優秀賞を受賞した。
RSモデルに搭載されるこの2.5 TFSIエンジンは、Audi RS 3 Sportbackでは最高出力367ps、最大トルク465Nmというハイパフォーマンスを誇り、0-400km/h加速4.3秒、最高速度280km/hをマークする。また、Audi RS Q3では340ps/450Nmとなり、0-400km/h加速4.8秒を達成する。
受賞の理由について審査員は「Audiが培った優れた信頼性と見事なチューニングにより、このエンジンは最上の運転の喜びを提供してくれます。この直列5気筒エンジンが奏でる魅力的なサウンドは、いかなるものでも再現できないでしょう」と述べた。
受賞の理由について審査員は「Audiが培った優れた信頼性と見事なチューニングにより、このエンジンは最上の運転の喜びを提供してくれます。この直列5気筒エンジンが奏でる魅力的なサウンドは、いかなるものでも再現できないでしょう」と述べた。
また、AUDI AGで技術開発担当取締役を務めるProf. Dr. ウルリッヒ ハッケンベルク氏は「Audiの5気筒エンジン開発の歴史は、1980年代から続く非常に長きに渡るものです。新型Audi RS 3 Sportbackに搭載される2.5 TFSIエンジンは、強大なトルク、素晴らしい吹け上がり、そして魅力的なサウンドにより、今もっとも楽しい自動車用エンジンのひとつとなっています。今回の受賞は、われわれのエンジン開発戦略の先進性と正しさを証明してくれました」とコメントしている。
(Text by Satoshi Ubukata)