161208-Q2DL-03.jpgAudiはスペインのバルセロナで開催される人口知能(AI)関連の国際会議「NIPS(Neural Information Processing Systems)」において、Audi Q2のスケールモデルを使った自動パーキングの実演を行う。 8分の1スケールのモデルカー「Audi Q2 deep learning concept(ディープラーニングコンセプト)」 には前方と後方を捉えるモノラルカメラとボディを取り巻くように配置された10個の超音波センサーが備えられ、これらの情報を元に自車と駐車スペースの位置関係を把握し、移動ルートを算出。これに基づいてステアリングを操作しながら適切な位置へ自動的に駐車を行うという。

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自動駐車の方法は"ディープラーニング"というやり方で、Audi Q2 deep learning conceptが試行錯誤を繰り返しながら自動的に学んでいく。イベントではこの過程が紹介される。

Audi Q2 deep learning conceptはAudiの子会社である「Audi Electronics Venture (AEV)」が開発したもので、この成果をもとに実車を使った自動パーキングシステムの開発が進められており、近い将来、渋滞時の自動運転や自動パーキングといった機能が市販車に搭載される見込みだ。

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(Text by Satoshi Ubukata)

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