110929-A7-1.jpg■ 車種・モデル: A7 スポーツバック 3.0 TFSIクワトロ
■ ボディカラー: ファントムブラック
■ 購入時期: 2011年7月
■ 気に入っているポイント: デザイン、スムーズなパワートレイン、大きさを感じさせない一体感のある走り、広い荷室 110929-A7-2.jpgこの20年あまり、BMW一筋だった森さん。たまたま街で見かけたA7スポーツバックに興味を持ち、さっそくディーラーに足を運んで試乗した。
たぶん、その直後だろう、森さんから僕にメールが届いたのは。内容は「A7の率直な意見を聞かせてもらえますか?」

実は森さんとは面識があった。2009年、先代のA6がマイナーチェンジしたときに、アウディジャパン主催の試乗イベントで、ゲストの森さんを僕がナビゲートしたのだ。そのときの印象を尋ねてみると、「正直なところ、あのときはあまりピンときませんでした」。確かに運転がラクで、長距離のドライブには向いていると感じたそうだが、BMW派の森さんはもっとスポーティな性格がお好みだったのだ。

その後もBMWを乗り継いできた森さんだが、A7スポーツバックのデザインには「やられました!」という。そして実際に運転してみると、期待以上にスポーティだった。「大きさを感じなかった。クルマとの一体感を覚えたんですよ。そして、エンジンとトランスミッションの相性がいいのか、パワートレインがとてもスムーズだったのが印象的でしたね」。BMW派の森さんを唸らせるほど、A7スポーツバックは運転して楽しいクルマに仕上がっていたというわけだ。

森さんからの質問に、僕は「1to8.netの試乗記に率直な意見を書きましたので、参考にしてください。いいクルマですよ!」と返信。それから2〜3度メールでやりとりがあり、ほどなく「ブラックのA7スポーツバックを注文しました!」との知らせが入った。

A7スポーツバックのほかに、BMWも所有しているそうだが、仕事でふだん使うのはこのA7スポーツバックだという。また、趣味のゴルフのお供としてもA7スポーツバックは大活躍。広い荷室にはとても重宝しているそうだ。

細かいところでいくつか不満はあるそうだが、そのぶんカスタマイズの楽しみが生まれそう。今後、森さんとA7スポーツバックとがどんな関係を築くのか、背中を押した僕としても興味深く見守りたい。

(Text by Satoshi Ubukata)

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