120119ma02.jpg■ 車種・モデル:オールロード クワトロ
■ 気に入っているポイント:クルマの持っている高いパフォーマンスを連想させるスタイリング ナショナルチームに所属し、ワールドカップを転戦。その後もプロレースやスキークロス、エクストリームと数々の舞台で活躍してきた秋庭さん。現在は自身がプロデュースするスキーブランド『VECTOR GLIDE』のトップライダーとしても活躍している。

「アルペンレースのコンペティターとして活動してきた後にフリースキーにシフトしたんです。しかしその時、自分で満足できるスキーが無かったんですね。当時契約していたメーカーにはリクエストを出していたんですが、なかなか反映されませんでした。『速いスキー、強いスキー』を求めましたが、こればかりはブランドを変えたとしても理想のスキーにめぐり合うのは難しいだろうと感じました。」
秋庭さんのスキーに対するこだわりが『VECTOR GLIDE』を立ち上げるきっかけとなった。

スキーメーカーとしては最後発ブランドとなる『VECTOR GLIDE』。他のスキーメーカーとの違いはどんなところにあるのだろうか?

120119ma04.jpg「他のスキーメーカーは毎年ニューモデルが出たり、新機軸を盛り込んだモデルを発表したりするんです。でも『VECTOR GLIDE』は乗り味を変えるようなモデルチェンジをしないで、継続モデルとして熟成を重ねて販売します。2年に1度のペースでグラフィックを変更することくらいはありますが。その他にパフォーマンスだけでなく耐久性にもこだわっています。一つのスキーと長く付き合っていくことができるブランドでいたいんですよ。自分が購入したスキーが2年後に売ってないって悲しいじゃないですか。」

モデルチェンジしないとなかなか買い換えてもらえないのでは? なんてことを考えてしまったが余計な心配だった。一度『VECTOR GLIDE』の板を気に入ると、今度は違うタイプの板を購入する人が多いそうだ。まさに所有する満足度の高いスキーといえる。

こだわっているのはスキーづくりだけではなく、広告のクリエイティブや毎年作られる『ホワイトブック』と呼ばれるカタログ、ムービーやイベントにも秋庭さんは自分のこだわりを通している。

120119ma05.jpg「ブランドを作るって商品だけでなく、トータルで考える必要があると思うんですよ。例えばアウディもそうじゃないですか。ショールームの店構えやスタッフの接客や、購入した後の対応が国産ディーラーと一緒じゃみんな満足しないでしょ。購入してくれる人の満足を少しでも上げるためにも、商品以外の付加価値も大事ですよね。」
そんな秋庭さんはプライベートでオールロードクワトロを所有している。荷物が積めて雪山に行けることはもちろん、張り出したフェンダーアーチや少しだけ高い車高から、オフロードでの高いパフォーマンスを連想させるデザインがお気に入りとのこと。

120119ma01.jpg「見た目だけでなく雪道での安定性や安全性がとても高いですね。どんな雪道を走っていても、いざという時にドライバーの思い通りにクルマが反応してくれるのは安心します。難しいコンディションになればなるほど、このクルマの高いパフォーマンスを体感できますね。」
自分の理想とするスキーを求めてブランドを立ち上げて今年で10年目となる。これからも『VECTOR GLIDE』という名前の通り、『滑り(GLIDE)を導く(VECTOR)』スキーブランドとして妥協のないモノづくりを続けたいと秋庭さんは話してくれた。
「他のスキーメーカーは誰が作っているかわからないじゃないですか。でも『VECTOR GLIDE』は作っている人の顔がわかりますよね(笑)。スキーはもちろん、カタログやムービーやイベントも僕ですから。だからいつも緊張しています。でもその結果、『VECTOR GLIDE』があるスキーライフを楽しんでくれる人が増えてくれればとても嬉しいです。」

(Text by M.MAKIMURA)

■ 関連リンク:VECTOR GLIDE

■ 撮影協力:H PLUS 代官山 本店

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