2018年8月24日〜26日、三重県の鈴鹿サーキットで開催される「SUZUKA 10 HOURS」に5台のAudi R8 LMSが参戦する。
夏の四輪耐久レースとして親しまれてきた伝統の「鈴鹿1000km」に代わり、2018年から新たにスタートするのが「SUZUKA 10 HOURS」だ。世界で活躍するFIA GT-3に加えて、日本のGT300クラスのマシーンが一堂に会し、GTカー世界一を決定する。
賞金総額1億円、優勝賞金3000万円のこのレースに、35台がエントリー(8月9日現在)。うち5台がFIA GT-3のAudi R8 LMSだ。
日本勢では、SUPER GTに参戦中のAudi Team Hitotsuyamaがいつものリチャード・ライアン(イギリス)、富田竜一郎(日本)にアレッシオ・ピカリエロ(ベルギー)を加えて参戦する。
そして、海外からは、Audi Sport Team WRTが、クリストファー・ミース(ドイツ)/フレデリック・フェルヴィッヒ(ベルギー)/ドリス ヴァンスール(ベルギー)組とジェイク・デニース(イギリス)/スチュアート・レオナルド(イギリス)/シェルドン・ファン デル・リンデ(南アフリカ)の2台体制で参戦。
また、Audi Sport Team Absolute Racingからはクリストファー・ハーゼ(ドイツ)・ケルビン・ファン デル・リンデ(南アフリカ)/マルクス・ヴィンケルホック(ドイツ)がエントリー。
さらに、Absolute Racingからはコンフー・チェン(中国)/アダレイ・フォン(香港)/ジンジュウ サン(中国)が参戦する。
SUZUKA 10 HOURSは8月25日(土)に予選が、26日(日)に決勝が行われる。また、23日(木)の10:30〜16:00にはイオンモール鈴鹿で鈴鹿モータースポーツフェスティバルが開催され、12:15〜13:20には現地で公開車検が行われる。これに先立ち、11:30〜12:15には、鈴鹿サーキットからイオンモール鈴鹿までの鈴鹿市道加佐登鼓ヶ浦線(通称サーキット道路)をレーシングカーがパレード走行を行う。
新たな夏の風物詩「SUZUKA 10 HOURS」の第1回大会で勝利を手のするのはどのマシーンか? 10時間のレースは26日10:00にスタートする。
(Text by Satoshi Ubukata)
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