2018年9月22日〜23日に栃木県のツインリンクもてぎでピレリスーパー耐久シリーズ2018第5戦「もてぎスーパー耐久 5Hours Race」が開催され、Audi driving experience Japanからスポット参戦した#33 Audi RS 3 LMSが7位で完走した。
#33のAudi RS 3 LMSを駆るのは、下の写真の左から中原英貴/大岩浩気/柳田真孝/富田竜一郎の4選手。このうち、大岩選手がAudi driving experience / Circuit trial Time trial sessionの総合優勝者で、レース経験豊富な3名とともに、5時間の耐久レースに臨むことになった。
5台のAudi RS 3 LMSと1台のVolkswagen Golf TCR、2台のHonda CIVIC TCRの計8台により争われることになったST-TCRクラス、決勝前日の9月22日午後には予選が行われた。
一方、中原/柳田の両選手がタイムアタックを行った#33 Audi RS 3 LMSは6番グリッドからのスタートとなった。
翌23日12時3分には5時間の決勝レースがスタートした。#65のAudi RS 3 LMSは今村選手、#33のAudi RS 3 LMSは柳田選手がそれぞれスタートドライバーを担当した。
予選から好調の#65のAudi RS 3 LMSは、序盤からレースをリードし、スタートから約1時間半後には2位の#98 CIVIC TCRに約10秒の差を築いていた。ところが、1回目のピットストップの際に給油のトラブルがあり7番手まで順位を落とし、さらに3回目のピットストップでリヤのブレーキパッド交換を余儀なくされたことから、コース上での速さを見せながらも4位という結果に終わる。
一方、注目の#33のAudi RS 3 LMSは、大岩選手が第2スティントを担当。交替直後は4番手だった大岩選手は#65が後退したことから3位にポジションアップ。スティントをとおしてライバルとほぼ同じ2分8秒台のペースで30周を走り抜き、4位で中原選手にマシンをつないだ。
レースは、ミスのない走りでまとめた#98と#97の2台のCIVIC TCRが1-2フィニッシュ。そして、篠原拓朗選手が急遽Bドライバーを務めることになった#19 BRP★Audi Mie RS3 LMSが3位表彰台を獲得した。なお、#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRはブレーキトラブルでコースアウトし、リタイヤとなった。
6 #75 m-1 CARFACTORY RS3 LMS 塚田利郎/蘇武喜和/清瀧雄二/渡辺忠司
レース後、大岩選手は「Cドライバーということで、予選タイムが順位に反映されないので、予選のときは決勝と似たような状態にしたクルマで、本番のシミュレーションをしていました。それもあって、決勝でも良いペースで走ることができました。あと、教えてくれる先生が良かったですしね! 一方、予選ではトラフィックの処理というのはなかったので、決勝ではそれが課題のひとつでした。うまく処理できたときもありますし、ダメだったときもありましたが、それらを含めて楽しかったですし、とても良い経験になりました。今後は、個人というよりは、今回のような良いチームで走る機会を持てたらいいなと思います。それがAudiならベストですね」とコメントしている。
次戦のピレリスーパー耐久シリーズ2018 第6戦「スーパー耐久レースin岡山」は11月3日〜4日に岡山国際サーキットで開催される。
#33のAudi RS 3 LMSを駆るのは、下の写真の左から中原英貴/大岩浩気/柳田真孝/富田竜一郎の4選手。このうち、大岩選手がAudi driving experience / Circuit trial Time trial sessionの総合優勝者で、レース経験豊富な3名とともに、5時間の耐久レースに臨むことになった。
5台のAudi RS 3 LMSと1台のVolkswagen Golf TCR、2台のHonda CIVIC TCRの計8台により争われることになったST-TCRクラス、決勝前日の9月22日午後には予選が行われた。
予選はAドライバー、Bドライバーのベストラップの合計タイムで争われるが、Aドライバー、BドライバーともにトップタイムをマークしたAudi Team Marsの#65 L&JR Mars Audi RS3 LMSが堂々、ポールポジションを獲得した。
一方、中原/柳田の両選手がタイムアタックを行った#33 Audi RS 3 LMSは6番グリッドからのスタートとなった。
予選結果は以下のとおり。
1 #65 L&JR Mars Audi RS3 LMS 今村大輔/加藤正将 4'07.295
2 #98 FLORAL CIVIC TCR 飯田太陽/加藤寛規 4'09.0153 #10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Philippe Devesa/密山祥吾 4'09.077
4 #19 BRP★Audi Mie RS3 LMS HIROBON/篠原拓朗 4'09.2355 #75 m-1 CARFACTORY RS3 LMS 塚田利郎/蘇武喜和 4'09.383
6 #33 Audi RS 3 LMS 中原英貴/柳田真孝 4'09.6637 #45 プリズマ☆イリヤ RS3 LMS 奥村佳之/田ヶ原章蔵 4'09.744
8 #97 Modulo CIVIC TCR 植松忠雄/中野信治 4'10.103
翌23日12時3分には5時間の決勝レースがスタートした。#65のAudi RS 3 LMSは今村選手、#33のAudi RS 3 LMSは柳田選手がそれぞれスタートドライバーを担当した。
予選から好調の#65のAudi RS 3 LMSは、序盤からレースをリードし、スタートから約1時間半後には2位の#98 CIVIC TCRに約10秒の差を築いていた。ところが、1回目のピットストップの際に給油のトラブルがあり7番手まで順位を落とし、さらに3回目のピットストップでリヤのブレーキパッド交換を余儀なくされたことから、コース上での速さを見せながらも4位という結果に終わる。
一方、注目の#33のAudi RS 3 LMSは、大岩選手が第2スティントを担当。交替直後は4番手だった大岩選手は#65が後退したことから3位にポジションアップ。スティントをとおしてライバルとほぼ同じ2分8秒台のペースで30周を走り抜き、4位で中原選手にマシンをつないだ。
ところが、中原選手に交替して7周目に駆動系トラブルが発生、その修理のために#33のAudi RS 3 LMSは最下位に。さらにゴール直前にはサスペンショントラブルに見舞われたが、なんとかチェッカードフラッグを受けて、トップと18周差の7位で完走を果たした。
レースは、ミスのない走りでまとめた#98と#97の2台のCIVIC TCRが1-2フィニッシュ。そして、篠原拓朗選手が急遽Bドライバーを務めることになった#19 BRP★Audi Mie RS3 LMSが3位表彰台を獲得した。なお、#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRはブレーキトラブルでコースアウトし、リタイヤとなった。
ST-TCRクラスのレース結果は次のとおり。
1 #98 FLORAL CIVIC TCR 飯田太陽/加藤寛規/石川京侍
2 #97 Modulo CIVIC TCR 植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志
3 #19 BRP★Audi Mie RS3 LMS HIROBON/篠原拓朗/山脇大輔/奥村浩一
4 #65 L&JR Mars Audi RS3 LMS 今村大輔/加藤正将/石澤浩紀5 #45 プリズマ☆イリヤ RS3 LMS 奥村佳之/田ヶ原章蔵
7 #33 Audi RS 3 LMS 中原英貴/柳田真孝/大岩浩気/富田竜一郎
- #10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Philippe Devesa/密山祥吾
レース後、大岩選手は「Cドライバーということで、予選タイムが順位に反映されないので、予選のときは決勝と似たような状態にしたクルマで、本番のシミュレーションをしていました。それもあって、決勝でも良いペースで走ることができました。あと、教えてくれる先生が良かったですしね! 一方、予選ではトラフィックの処理というのはなかったので、決勝ではそれが課題のひとつでした。うまく処理できたときもありますし、ダメだったときもありましたが、それらを含めて楽しかったですし、とても良い経験になりました。今後は、個人というよりは、今回のような良いチームで走る機会を持てたらいいなと思います。それがAudiならベストですね」とコメントしている。
次戦のピレリスーパー耐久シリーズ2018 第6戦「スーパー耐久レースin岡山」は11月3日〜4日に岡山国際サーキットで開催される。
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)