2017年9月27日、AudiはFormula E(フォーミュラE)の2017/2018シーズンに投入する「Audi e-tron FE04」を発表した。
ドイツの自動車メーカーとして初めて、2017/2018シーズンからFomula Eに参戦するAudiが、Audi Sportの拠点があるドイツ・ノイブルクにおいて、Team Audi Sport ABT Schaefflerの参戦体制発表会を行った。
ファクトリードライバーを務めるのは、2016/2017シーズンにシリーズチャンピオンを獲得したルーカス・ディ・グラッシ(写真右)。そして、ダニエル・アプト(写真左)がチームメートとなる。
ディ・グラッシはチャンピオンナンバーが掲げられたカーナンバー1の「Audi e-tron FE04」をドライブする。
一方のアプトはカーナンバー66のマシーン。アプトのAudi e-tron FE04には赤のマーキングが施される。
Team Audi Sport ABT Schaefflerの代表として、元F1ドライバーであり、Audiのファクトリードライバーとしてルマンで3度の優勝を果たしたアラン・マクニッシュが就任した。
AUDI AG技術開発担当取締役のペーター・メルテンスは「私たちは、約40年間にわたって、世界最高峰のモータースポーツで成功を収めてきました。今回Audiは、市販モデルのための新しいテクノロジーの開発を推進し、テストするために、ドイツの自動車メーカーとしては初めてFormula Eに参戦します。quattro、TFSI、TDI、ハイブリッド ドライブ、そして数多くの革新技術に続く、Audi初のシングルシーター レースカーは、2018年にAudi e-tronを発売し、電気自動車の分野で製品攻勢をかけるAudiの先導役となるものです」と述べた。
ファクトリードライバーを務めるのは、2016/2017シーズンにシリーズチャンピオンを獲得したルーカス・ディ・グラッシ(写真右)。そして、ダニエル・アプト(写真左)がチームメートとなる。
ディ・グラッシはチャンピオンナンバーが掲げられたカーナンバー1の「Audi e-tron FE04」をドライブする。
一方のアプトはカーナンバー66のマシーン。アプトのAudi e-tron FE04には赤のマーキングが施される。
Team Audi Sport ABT Schaefflerの代表として、元F1ドライバーであり、Audiのファクトリードライバーとしてルマンで3度の優勝を果たしたアラン・マクニッシュが就任した。
AUDI AG技術開発担当取締役のペーター・メルテンスは「私たちは、約40年間にわたって、世界最高峰のモータースポーツで成功を収めてきました。今回Audiは、市販モデルのための新しいテクノロジーの開発を推進し、テストするために、ドイツの自動車メーカーとしては初めてFormula Eに参戦します。quattro、TFSI、TDI、ハイブリッド ドライブ、そして数多くの革新技術に続く、Audi初のシングルシーター レースカーは、2018年にAudi e-tronを発売し、電気自動車の分野で製品攻勢をかけるAudiの先導役となるものです」と述べた。
Audiとチームは、モーター、トランスミッション、制御プログラム、サスペンションパーツなどを開発。とくにモーターについてはこれまで以上に高い効率を目指す。トランスミッションは固定ギア式となる。
Audiでモータースポーツを統括するディエーター・ガスは「私たちは、技術パートナーのシェフラーとともに、完全に新しいパワートレインを開発しました。パワートレインの新しいカーボンハウジングを見れば、それがすぐにわかるでしょう。さらに私たちは、まったく新しいテクノロジーの方向性を追求しているため、マシーンのサウンドも異なっています」と語った。
Audi e-tron FE04は2017年12月2日に香港で行われる開幕戦が実戦デビューとなる。果たしてどんな戦いを見せてくれるのか、いまから楽しみである。
(Text by Satoshi Ubukata)