2016年11月13日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて2016 AUTOBACS SUPER GT第8戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」の決勝が行われ、Audi Team Hitotsuyamaが4位入賞、チームランキング3位でシーズンを終えた。
2016シーズンを締めくくる第8戦は、前日開催された第3戦同様、予選と決勝が1日で行われる1デイレースとなった。
午後1時37分から行われた決勝では、リチャード・ライアン選手がスタートを担当。途中1回のピットストップをタイヤ無交換にする予定だったことから、ライアン選手はペースを抑えながら着実に周回を重ねる......はずだった。
ところが、10周を過ぎたあたりから、予想以上にタイヤの消耗が激しいことがわかり、チームはタイヤを交換する作戦に変更。これにともない、ライアン選手はペースを上げ、24周が終わったところでピットインする。
その後も藤井選手は追撃の手を緩めず、#26TAISAN SARD FJ AUDI R8、#3 B-MAX NDDP GT-Rをかわして4位にポジションアップ。後ろから追い上げてきた#33 Excellence Porscheを抑えながら、3位を先行する#4 グッドスマイル 初音ミク AMGを追い詰め始めたところでゴール。スタートから4つポジションを上げた#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、4位で最終戦を終えることができた。
この結果、Audi Team Hitotsuyamaはチームポイントを76とし、VivaC Team TSUCHIYA、aprに次ぐランキング3位(NDDP RACINGは同点3位)、GT3勢としてはトップのポジションで2016シーズンを締めくくることになった。
朝から雲ひとつない快晴に恵まれたツインリンクもてぎでは、午前8時40分から予選が行われた。第3戦と異なるドライバー1名が15分間のタイムアタックを行うこの予選に、Audi Team Hitotsuyamaからは藤井誠暢選手が挑んだ。予選のタイヤを決勝のスタートで使うことから、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは硬めのタイヤを装着してコースイン。入念にタイヤに熱を入れた藤井選手は、5周目に1分47秒172をマークし、8番手からのスタートとなった。
午後1時37分から行われた決勝では、リチャード・ライアン選手がスタートを担当。途中1回のピットストップをタイヤ無交換にする予定だったことから、ライアン選手はペースを抑えながら着実に周回を重ねる......はずだった。
ところが、10周を過ぎたあたりから、予想以上にタイヤの消耗が激しいことがわかり、チームはタイヤを交換する作戦に変更。これにともない、ライアン選手はペースを上げ、24周が終わったところでピットインする。
給油とタイヤ4本の交換後に#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは藤井選手のドライブでコースに復帰。ほどなく全車がピットストップを終了し、#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSのポジションは11番手と判明。ポジションアップを狙う藤井選手は、32周目には9位、35周目には7位に順位を上げる。さらに上位を走るマシーンが順位を落としたことから、39周目には6位に浮上した。
その後も藤井選手は追撃の手を緩めず、#26TAISAN SARD FJ AUDI R8、#3 B-MAX NDDP GT-Rをかわして4位にポジションアップ。後ろから追い上げてきた#33 Excellence Porscheを抑えながら、3位を先行する#4 グッドスマイル 初音ミク AMGを追い詰め始めたところでゴール。スタートから4つポジションを上げた#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、4位で最終戦を終えることができた。
この結果、Audi Team Hitotsuyamaはチームポイントを76とし、VivaC Team TSUCHIYA、aprに次ぐランキング3位(NDDP RACINGは同点3位)、GT3勢としてはトップのポジションで2016シーズンを締めくくることになった。
新型Audi R8 LMSとダンロップタイヤにより新たなスタートを切った2016年、Audi Team Hitotsuyamaは大きなステップを踏み出すことに成功した。この勢いのまま、来シーズンもGT300クラスを盛り上げてほしいものだ。
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)