2017年6月11日、三重県の鈴鹿サーキットにおいて、スーパー耐久シリーズ2017第3戦「SUZUKA "S耐"サバイバル」の決勝が行われ、Audi RS 3 LMSの2台はともに表彰台を獲得した。
総勢50台による決勝は、12時34分にローリング方式によりスタートが切られた。
Audi勢は#45 LIQUI MOLY RS3 LMSが9番グリッド、#19 BRP Audi Mie RS3 LMSが12番グリッドからスタートするが、クラス2番手の#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRがオープニングラップの2コーナーで#45 RS 3をパスし、レース序盤をリードする展開になった。
レースが動いたのはスタートから約40分が過ぎたとき。マシーントラブルで外れたタイヤがコース上に留まったため、セーフティカーが導入。この機に各マシーンがピットストップを行ったが、絶妙なタイミングでピットストップした#45 RS 3が、2番手を1分40秒以上引き離すほどのマージンを手に入れたのだ。
その後、土屋圭市選手が駆る2番手の#97 Modulo CIVIC TCRが#45 RS 3を上回るペースで差を縮めていく。スタートから2時間半を経過したころにはその差は30秒を切るまでに。しかし、#97 CIVICがドライバー交替した直後にスピンを喫し順位を落とす結果に。
#98 CIVICはこのまま逃げ切り、開幕戦に次ぐ2勝を挙げた。#45 RS 3は2位、#19 RS 3は3位でレースを終え、ともに表彰台を獲得している。
ST-TCRクラスの決勝結果は次のとおり。
Audi勢は#45 LIQUI MOLY RS3 LMSが9番グリッド、#19 BRP Audi Mie RS3 LMSが12番グリッドからスタートするが、クラス2番手の#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRがオープニングラップの2コーナーで#45 RS 3をパスし、レース序盤をリードする展開になった。
レースが動いたのはスタートから約40分が過ぎたとき。マシーントラブルで外れたタイヤがコース上に留まったため、セーフティカーが導入。この機に各マシーンがピットストップを行ったが、絶妙なタイミングでピットストップした#45 RS 3が、2番手を1分40秒以上引き離すほどのマージンを手に入れたのだ。
その後、土屋圭市選手が駆る2番手の#97 Modulo CIVIC TCRが#45 RS 3を上回るペースで差を縮めていく。スタートから2時間半を経過したころにはその差は30秒を切るまでに。しかし、#97 CIVICがドライバー交替した直後にスピンを喫し順位を落とす結果に。
これで2位が#98 Modulo CIVIC TCRに交替するが、#45 RS 3とほぼ同じペースで周回する#98 CIVICはその差を縮めるにはいたらず、#45 RS 3がこのまま逃げ切るかと思われた。
ところがゴールまで約20分というところで、#45 RS 3が突如ピットイン。燃料が残っているにもかかわらずガス欠の症状が発生したとのことで、このピットストップにより首位を#98 CIVICに明けわたすことになった。
#98 CIVICはこのまま逃げ切り、開幕戦に次ぐ2勝を挙げた。#45 RS 3は2位、#19 RS 3は3位でレースを終え、ともに表彰台を獲得している。
ST-TCRクラスの決勝結果は次のとおり。
1 #98 Modulo CIVIC TCR 黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規 98LAP
2 #45 LIQUI MOLY RS3 LMS 田ヶ原章蔵/白坂卓也 97LAP
3 #19 BRP Audi Mie RS3 LMS 奥村浩一/秋吉 圭/山脇大輔 97LAP
4 #97 Modulo CIVIC TCR 土屋圭市/幸内秀憲/道上 龍 97LAP
5 #10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCR Philippe Devesa/密山祥吾 97LAP
次戦は大分県のオートポリス(予選:7月15日、決勝:16日)で開催される。
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)