161011-SGT-03.jpg2016年10月9日、タイのチャン・インターナショナル・サーキットにおいて2016 AUTOBACS SUPER GT第7戦「BURIRAM SUPER GT RACE」の決勝が行われ、Audi Team Hitotsuyamaは24位で完走した。 今年で3回目となるタイでのレースには、Audi勢ではAudi Team Hitotsuyamaから#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSが出場。一方、#26 TAISAN SARD FJ AUDI R8はこの第7戦を欠場している。

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8日にはノックアウト方式による予選が行われ、Audi Team Hitotsuyamaは藤井誠暢選手がQ1に挑んだものの、20番手に沈みQ2進出はならなかった。ポールポジションを獲得したのは#25 VivaC 86 MC。

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決勝の9日は快晴に恵まれ、タイの気候にあわせて硬めのタイヤを持ち込んだチームとしてはポジションアップを狙いたいところ。その期待に応えるようにスタートドライバーのリチャード・ライアン選手は、オープニングラップで14位までポジションを上げる。

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ところが序盤に他社と接触があり、タイヤがパンクするという不運に見舞われピットストップ。これにより大きく順位を落としてしまう。

後半、藤井選手が順調に周回を重ねていくが、Hitotsuyama Audi R8 LMSのギヤボックスに接触事故が原因のトラブルが発生。45周でピットインし、そのままレースを終えたが、規定により完走扱いとなった。

レースは#25 VivaC 86 MCがポール・トゥ・ウインを飾っている。

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レース後、チーム代表の一ツ山亮次氏は、「タイは例年、気温が非常に高くなる傾向にあり、過去のデータを参考にダンロップとも相談のうえ、硬めのタイヤを2種類持ち込んだのですが、予選日は思いのほか気温が上がらず苦戦しました。ただ、決勝当日は気温も上がり、練習走行でもドライバーからはいいタイムが出せそうだと好感触が得られていたので期待していました。本来であればタイヤ無交換で1レースを走り終える作戦を予定しており、接触がなければいいペースで走り切ることができたのではないかと思います。次のもてぎでの最終戦は2連戦ですし、しっかりと結果を残すしかないと思っています」と語った。

次戦のもてぎは、11月12日にオートポリスの第3戦の振替レースを、13日に第8戦をそれぞれ行う。ライアン選手が「最終戦は2回とも表彰台にのぼるつもりで行くので、期待してください」、藤井選手が「次のもてぎはブレーキングが勝負となるコースで、Audi R8にとってはとても相性がいいです。最後はきっちり優勝を目指して頑張りたいと思います」と意気込むだけに、ぜひとも有終の美を飾ってほしいものだ。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Audi Japan, GTA)

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