141005-GT-01.jpg2014年10月5日、タイのチャン・インターナショナル・サーキット(1周4.554km)にて2014 SUPER GT第7戦「BURIRAM UNITED SUPER GT RACE」の決勝が行われた。 タイでは初開催となるSUPER GTが、新設のチャン・インターナショナル・サーキットで開催された。

GT300クラスには、スポット参戦を含む22台がエントリー。4日の予選では、地元からの参戦となる#99 i MOBILE ASS(ポルシェ911GT3 R)のウッティコン/アレキサンドレ・インペラトーリ組がポールポジションを獲得し、タイのファンを沸かせることになった。一方、#21 Audi R8 LMS ultraは14番手からのスタートとなる。

そして、曇り空の5日、7万5000人あまりが見守るなか決勝が行われた。

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序盤はポールポジションからスタートした#99 i MOBILE ASSがリードするが、不運にも終盤にタイヤのパンクに見舞われ順位を落としてしまう。代わりにトップに躍り出たのは#3 B-MAX NDDP GT-Rで、#7 Studie BMW Z4との接戦の末に、今季初優勝を手に入れた。

#21 Audi R8 LMS ultraはスタート直後から油温や水温が上昇しパワーダウン。さらに、走行中に燃料カットに見舞われ、20周でレースを終えている。

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141005-GT-05.jpgGT500クラスは、予選12位の#36 PETRONAS TOM'S RC Fが給油ストップの際にタイヤ交換をしないという戦略で優勝。前戦鈴鹿からの連勝となった。
SUPER GTは次の「MOTEGI GT 250km RACE」(11月16日決勝)が最終戦となる。タイでは残念な結果に終わったAudi R8 LMS ultraだけに、もてぎでの活躍を期待したい。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by GTA)

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