131123-1-Qualify-1.jpg2013年11月23日、24日の2日間、富士スピードウェイにて「JAF Grand Prix SUPER GT & SUPER FORMULA FUJI SPRINT CUP 2013」が開催され、Hitotsuyama RacingのZENT Audi R8 LMS ultraがSUPER GT300レースに出場した。

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SUPER GTは2013年のシリーズ戦が終了、このFUJI SPRINT CUP 2013は特別戦として開催されるレースだ。いつもは長距離を複数のドライバーで戦う耐久レースの形式をとるが、このFUJI SPRINT CUPはその名のとおり、比較的短距離をドライバー交替なしで走りきるもの。ふたりのレギュラードライバーがそれぞれ参加できるよう、1周4.563kmを22周するレースが2回行われる。

Audi R8 LMS ultraでGT300クラスに参戦するHitotsuyama Racingは、第1レースにリチャード・ライアン選手、第2レースに都筑晶裕選手をエントリー。23日の午前には、2レース分の予選がそれぞれ行われ、第1レースの予選では、ライアン選手がトップから2.608秒遅れで19位。また、第2レースの予選では、都筑選手が3.522秒遅れで21位と苦しい結果になった。

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23日の午後には第1レースが行われた。いつもの耐久戦とは異なり、GT300クラスのみが走行する。

レースは、ポールポジションの#3 S ROAD NDDP GT-Rの佐々木大樹選手がスタートで出遅れ、その隙に3位の#35 NISMO ATHLETE GT-R GT3のアレックス・バンカム選手がトップを奪う。

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131123-3-Final 300-1-5.jpgしかし、レース終盤にバンカム選手がタイヤトラブルで後退し、佐々木選手がトップを奪還。その後、#11 GAINER DIXCEL SLSのビヨン・ビルドハイムが追い上げを見せるが、佐々木選手が逃げ切り、優勝を手にした。19番手からのスタートのリチャード・ライアン選手は、6ポジションアップの13位でゴールした。
翌24日の午後には、第2レースが開催された。レースは、ポールポジションの#3 S ROAD NDDP GT-R星野選手がスタートで飛び出したが、これがフライングとわかりドライブスルーペナルティを科されることに。

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131124-5-Final 2-1.jpg中盤にトップに躍り出たのが#2 エヴァRT初号機アップルMP4-12Cの加藤寛規選手で、#11  GAINER DIXCEL SLS平中克幸選手の猛追を振り切り優勝した。
#21 ZENT Audi R8 LMS ultraの都筑選手は、21番手から2つポジションを上げて19位で無事に完走した。

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残念ながら、シリーズ戦のリベンジとはいかなかったが、1年を通じてAudi R8 LMS ultraの勇姿をファンに見せてくれたHitotsuyama Racing。2014年は新しいパッケージで臨むということで、来シーズンが楽しみだ。

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(Text and Photos by Satoshi Ubukata)

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