2014年5月3日、2014年WEC第2戦決勝がベルギーのスパ・フランコルシャンで行われ、Audi R18 e-tron quattroは2位でゴール、表彰台を獲得した。
決勝前日の予選では、#14 ポルシェ919ハイブリッド(ロマン・デュマ/ニール・ジャンニ)が2分1秒198のアベレージタイムでポールポジションを獲得。復帰第2戦での快挙となった。2番手はトップと0秒638差で#8 トヨタTS040ハイブリッド(アンソニー・デビッドソン/ニコラス・ラピエール/セバスチャン・ブエミ)、3番手が同1秒301差で#2 Audi R18 e-tron quattroマルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ。
6時間の走行となる決勝では、序盤は#14 ポルシェ919ハイブリッドがリード、これを#8 トヨタTS040ハイブリッドが追う展開となった。そして、中盤、#8 トヨタTS040ハイブリッドがトップに躍り出る一方、#14 ポルシェ919ハイブリッドはハイブリッドシステムがシャットダウンする事態に見舞われ、その再起動に手間取り4位にポジションダウンする。
これにより、2位争いを演じることになったのが#1 Audi R18 e-tron quattroと#7 トヨタTS040ハイブリッド(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴)。最後まで激しいバトルが続いたが、#1 Audi R18 e-tron quattroが2位でレースを終えた。
この間、#8 トヨタTS040ハイブリッドは2位との差を広げ、最終的には1分13秒926の差をつけて優勝。これにより、#8 トヨタTS040ハイブリッドは2連勝となった。
Audiの他の2台は#2が5位、#3が6位。前回、参加した2台がともにリタイヤを喫したことを考えると全車完走、そして、表彰台の一郭を獲得したのは大きな進歩だ。
#1 Audi R18 e-tron quattro(ロイック・デュヴァル/トム・クリステンセン/ルーカス・ディ・グラッシ)は6位、#3 Audi R18 e-tron quattro(フィリペ・アルブケルケ/マルコ・ボナノミ)は7位だった。
6時間の走行となる決勝では、序盤は#14 ポルシェ919ハイブリッドがリード、これを#8 トヨタTS040ハイブリッドが追う展開となった。そして、中盤、#8 トヨタTS040ハイブリッドがトップに躍り出る一方、#14 ポルシェ919ハイブリッドはハイブリッドシステムがシャットダウンする事態に見舞われ、その再起動に手間取り4位にポジションダウンする。
これにより、2位争いを演じることになったのが#1 Audi R18 e-tron quattroと#7 トヨタTS040ハイブリッド(アレックス・ブルツ/ステファン・サラザン/中嶋一貴)。最後まで激しいバトルが続いたが、#1 Audi R18 e-tron quattroが2位でレースを終えた。
この間、#8 トヨタTS040ハイブリッドは2位との差を広げ、最終的には1分13秒926の差をつけて優勝。これにより、#8 トヨタTS040ハイブリッドは2連勝となった。
Audiの他の2台は#2が5位、#3が6位。前回、参加した2台がともにリタイヤを喫したことを考えると全車完走、そして、表彰台の一郭を獲得したのは大きな進歩だ。
いよいよ第3戦は伝統のルマン24時間。Audiにはディフェンディングチャンピオンの意地を見せてもらいたいところ。注目の決勝レースは6月14日にスタートする。
(Text by Satoshi Ubukata/Photos by Audi,Porsche,Toyota)