140623-Nur-06.jpg2014年6月21〜22日、ドイツのニュルブルクリンクで開催された24時間耐久レースで、フェニックスレーシングのAudi R8 LMS ultraが総合優勝。Audiは2週連続で24時間レースを制した。 21日16時(現地時間)にスタートした決勝レースには160台以上のマシーンが参加。序盤からクラッシュが多発する荒れ模様となった。

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そんな中でトップ争いを演じたのがフェニックスレーシング(ハーセ/マメロウ/ラスト/ヴィンケルホック)の#4 Audi R8 LMS ultra、ブラックファルコンの#1 メルセデス・ベンツSLS、そして、シューベルトモータースポーツの#20 BMW Z4だった。

その後、夜明けすぎには#4 Audi R8 LMS ultraと#1 メルセデス・ベンツSLSがデットヒートを繰り広げるが、#4 Audi R8 LMS ultraがこのバトルに打ち勝ち、#1 メルセデス・ベンツSLSとの差を広げていった。

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最終的には#4 Audi R8 LMS ultraが総合優勝。24時間で159周、4035.102kmという新記録を樹立した。ハーセとヴィンケルホックは2012年以来の2回目の総合優勝となる。

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他のAudi R8 LMS ultraでは、#502のAudi race experienceが総合9位、#16 Twin Busch Motorsportが10位でレースを終えている。

さらに、Audi TT RSでSP3Tクラスに参戦したラエダーモータースポーツとLMSエンジニアリングが1位と2位を獲得、SP4Tクラスでもベサプラストレーシングがクラス優勝を果たしている。

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Audi Sportカスタマーレーシング責任者のロモロ・リブチェンは「優勝したチームを心から祝福するとともに、ニュルブルクリンク24時間レースに参加されたすべてのカスタマーチームにも心からの感謝を述べさせていただきます。今回のレースでわれわれは、第1級の技術力、最高のドライバーたち、優れた戦略の数々、そして一丸となって闘うクルーのパフォーマンスが結集した最高の耐久レースを味わいました。ニュルブルクリンクというタフな耐久レースで、3年間に2度の総合優勝を獲得できたことに、心から幸せを感じています。SP3TおよびSP4Tでクラス優勝を獲得したチームの方々にも、心からの祝福を述べさせていただきます。Audi Sportカスタマーレーシングにとって、これ以上望めない素晴らしい成功となりました」とコメントしている。

(Text by Satoshi Ubukata)

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