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1周5.087kmのコースを173周して争われる伝統の「鈴鹿1000km」。長丁場だけに第3ドライバーを追加するチームが多いなか、#21 ZENT Audi R8 LMS ultraで戦うHitotsuyama Racingは、都筑晶裕/リチャード・ライアンの2選手でこのレースを走りきった。
17日に行われた予選では、ライアン選手がQ1を担当。上位13までがQ2に進出できるが、ライアン選手は9位のタイムをマークし、Q2進出を決めた。そして、Q2は都筑選手が担当、12番手のタイムをマークしている。
ポールポジションは#61 SUBARU BRZ R&D SPORT。他を圧倒する速さを見せる。


性能調整により苦戦を強いられ続けているAudi R8 LMS ultraだが、都筑/ライアンの両選手が着実に周回を重ね、また、途中、セーフティカー導入時にいくつかのチームがルール違反を犯し、ペナルティストップを科されたこともあり、最終的にはトップから4周差、11位でレースを終えることができた。


次戦は9月8日の富士。昨年はマシーントラブルでリタイヤに終わっているHitotsuyama Racingだけに、今年は思う存分、富士スピードウェイを駆け抜けてほしい。

(Text & photos by Satoshi Ubukata)