Audi connectの新機能、「Audi connect Navigator」を試してみました!
すでに
最新の広報車で試すことができるというので、借り出して使ってみることに。利用するには、あらかじめBluetoothで携帯電話とMMIを接続しておく必要があります。接続が完了したら、「TEL(電話)」のメニューを開きます。すると、画面に「Audi connect Navigator」のメニューが現れました。
最新の広報車で試すことができるというので、借り出して使ってみることに。利用するには、あらかじめBluetoothで携帯電話とMMIを接続しておく必要があります。接続が完了したら、「TEL(電話)」のメニューを開きます。すると、画面に「Audi connect Navigator」のメニューが現れました。
さっそくボタンを押して電話をかけると、専用のコールセンターに電話がつながりました。ちなみに、通話料は無料です。
オペレーターが出たところで、行きたい施設を検索してもらうことにします。せっかくなので、まだ地図に載っていない場所を探してもらいましょう。「表参道のApple Store」をお願いしたところ......
しばらくして、オペレーターがApple Store表参道を検索してくれました。さらに、周辺の駐車場の情報も送ることができるというので一緒に教えてもらうことにします。
一旦電話を切って、再びAudi connect Navigatorを選ぶと、Apple Store表参道と駐車場の位置データが送られてきました。
地図上に表示すると、確かに店舗と駐車場のデータがMMIにダウンロードされていました。あとは、これを使って目的地を設定するだけ。
もちろん、地図に収録されているデータの検索をお願いしてもいいわけで、自分でMMIを操作するのが大変という人にはありがたいサービスになるでしょうね。
さらに、近くのホテルやレストランを検索したり、その予約を手伝ってもらったりすることも可能なので、使い方次第ではとても重宝な新サービスといえるでしょう。
ところで、今回の仕様変更では、こんな機能も使えるようになりました。それが音声認識機能を使ったオンライン検索です。
MMIにはこれまでも音声認識機能が搭載されていました。マルチファンクションステアリングのボタンを押し、あらかじめ用意されているボイスコマンドを話すと、さまざまな機能が使えるというものです。
また、オンライン検索は、Audi connectの一機能で、入力されたキーワードによりGoogleの施設検索を行います。ただ、オンライン検索では、MMIのタッチパッドなどを使ってキーワードを入力する必要があり、「音声認識が使えたらいいのになぁ」と常々思っていました。
それが、最新のMMIで利用できるようになったのです。
使い方は、マルチファンクションステアリングのボタンを押し、「オンライン検索」と発するだけ。すると、「現在地周辺」か「目的地周辺」かを聞かれるので、該当するエリアを答えます。
そして、行きたい場所を告げれば、MMIがGoogleを使って施設検索を行ってくれるのです。Audi connect Navigator同様、MMIの地図に情報がなくても検索できるのがうれしい点です。
ということで、最近できた「虎ノ門ヒルズ」とつぶやいてみると......
はい、このとおり、場所が表示されました。複数の候補がある場合は、リスト表示されます。これで「
"使える"機能が追加されたAudi connect。これが3年間無料というのはうれしいですね!
"使える"機能が追加されたAudi connect。これが3年間無料というのはうれしいですね!
ただ、私のように初年度のAudi A3/S3オーナーは、これらの新機能を使うことができないのが残念です。MMIのソフトウェアをバージョンアップすることで対応できるのなら、ぜひそうしてほしいのですが......。Audi connect Navigatorはともかく、音声認識機能を使ったオンライン検索だけでも、利用できるようにしてほしいものです。
アウディ ジャパンさん、いかがでしょう?
(Text & photos by Satoshi Ubukata)