![170214-A3 Interior-5.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Interior-5.jpg)
一方、「これがほしかった!」という人は少なくないはずの「オートホールド」機能が、このA3 PIから追加搭載されています。
EPB(電動パーキングブレーキ)のスイッチ(丸にPの文字)の横にある丸にAのスイッチがそうで、A4などにはすでに搭載されています。オートホールドをオンにすると、ブレーキを踏んでクルマを停止したときにブレーキ圧を保持するので、ブレーキペダルから足を離してもクルマは動き出さなくなります。アイドリングストップも効いたままです。
アクセルペダルを踏んでやるとオートホールドが解除されてクルマは再スタートします。信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続ける必要がないということで、これを利用したかった人は多いのではないでしょうか?
![170214-A3 Interior-1.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Interior-1.jpg)
そして下の写真が、新たにオプションとして選べるようになったバーチャルコックピット。メーター下の水温計と燃料の残量計は"リアル"なメーターですが、それ以外は12.3インチの液晶ディスプレイに表示されます。
中央部分には地図以外に、燃費などの車両情報、エンターテインメント、電話の画面を切り替えて表示することができます。
![170214-A3 Virtual-1.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Virtual-1.jpg)
ちなみに、上の写真のように速度計と回転計が大きく表示されるのが「クラシックビュー」。一方、下の写真のように速度計と回転計が小さく表示されるのが「プログレッシブビュー」です。
![170214-A3 Virtual-2.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Virtual-2.jpg)
クラシックビューとプログレッシブビューは、マルチファンクションステアリングの「VIEW」ボタンで切り替えることができます。地図の縮尺は、その横にあるスクロールスイッチで変更が可能です。
![170214-A3 Interior-6.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Interior-6.jpg)
よく見るとスクロールスイッチの左右にもボタンが設けられています。左側を押すと機能を変更するメニューが、一方、右側は設定メニューが現れます。
たとえば右ボタンでメニューを表示させて、回転計内に表示する情報が変更できます。
![170214-A3 Interior-4.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Interior-4.jpg)
下の写真は「燃料消費率」を選んだ場合で、瞬間燃費とスタートからの平均燃費を表示。これなら、中央に地図を表示させたときでも燃費がチェックできるというわけです。
![170214-A3 Interior-3.jpg](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/resource/xas/image/1to8/blog/a3diary/170214-A3%20Interior-3.jpg)
バーチャルコックピットが登場したときは、「見にくいのではないか?」と不安がありましたが、実際に使ってみると見やすいし、デザインも悪くないというのが率直な感想です。
LEDヘッドライトとこのバーチャルコックピットは装着しておいて損はないと思います。なお、今回の車両はこのふたつを含むS lineパッケージでしたが、S lineパッケージもバーチャルコックピット単体でも、装着するにはオプションのナビゲーションパッケージ(35万円)を選ぶ必要がありますのでご注意を!
(Text by Satoshi Ubukata)