■Golf GTI ■Bburago(Italy) ■1/62

イタリアのBburago(ブラーゴ)と言えば、かつては1/24-1/25の初代Golfを各種ラインナップしていましたが、これは珍しい1/62スケール。

画像1: Golfgang Nr.313:Golf GTI

1/64ならば、たくさんの車種がリリースされていて一大コレクターズアイテムとなっていますが、「1/62」と、はっきり謳っているのは初めてかもしれません。

そんなスケールのGolf GTI、トミカよりふた回りほど小さいです。

画像2: Golfgang Nr.313:Golf GTI

シャシーの刻印には2017、とあり、いわゆる7.5(後期型)が再現されています。

後期型は、ヘッドライトがよりフェンダー側に切れ込んだり、フロントインテークの辺りがモディファイされスポーティさが増しているように思います。

運転席には大型ディスプレイのデジタルメーターがついて、スクリーンも大型化した上に全面タッチスクリーンとなり、私の7.0?GTIとは雰囲気もガラリと変わっており、どちらかと言えばGolf 8に近い。

好みが分かれるところですが、私はいわゆる「物理スイッチ」でポチポチできるインパネのほうが、運転しながらでも確実に操作できる気がして好きです。

メーターも、実際に針が動くアナログ式が良いので、今乗っている7を大事にしようと思ったり・・・。

実車の話が多くなりましたが・・・さてこのミニカー、2ドア仕様が多いGTIのミニカーにおいて、珍しく4ドア仕様が選ばれています。

画像3: Golfgang Nr.313:Golf GTI

自分のももちろん4ドアですので、親しみがほのかに湧いてきます。

低めの車高や、大径ホイールが密度のある存在感を醸しており、1/62という小ささを感じさせません。

実際、サイトで見て買おうとしたときは、1/43くらいなのかと思ったくらいです。

ミニカーは、パノラマスライディングルーフ装備、前席ドアが開きます。

画像4: Golfgang Nr.313:Golf GTI

エンブレムもタンポ印刷で美しく入っているのですが、ヘッドライトレンズの赤いラインは左右ともちょっとズレてしまっているのはご愛嬌・・・こう言うのは、パーツを組んでから印刷するのですかね。

小スケールミニカーにこのようなシルバーメタリックを塗ると、塗料の中の金属成分の粗さが目立ちますが、墨入れもシャープに行われており、小さいながらも質感の高いミニカーだと思います。

画像5: Golfgang Nr.313:Golf GTI

サイズ比較のために1/64のGolf 2と並べてみました。

画像6: Golfgang Nr.313:Golf GTI

スケール違うので当然ですが、実際は、ここまで車格差はないはずですね。

ちょっと珍しいスケールのGTI、7.5乗りの方、お手元にいかがでしょう。

画像7: Golfgang Nr.313:Golf GTI

das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西でつくられてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。

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