先日新調したタイヤの印象をレポート。まずは一般道での走りをチェックします。
Golf GTIを中古で購入後、すぐに手をつけたのが新しいタイヤ選び。たくさんある選択肢から、今回選んだのが、TOYO TIRESのプレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツツー)」でした。
タイヤのキャラクターについては上のレポートをご一読いただくとして、私にとって初めてのTOYO TIRESだけに、どんな走りを見せてくれるのか、とても楽しみです。
なお、撮影の都合により、急遽ホイールが変更になりました。PROXES Sport 2に組み合わせるのは、OZ Ultraleggera-HLTのmaniacs別注モデルである「OZ × maniacs Ultraleggera-HLT NERO」。サイズは8J×19インチで、通常は設定のないグロスブラックを採用しています。
さらに、VW純正ホイールセンターキャップが装着可能。VW純正ボルト&ボルトキャップも流用できるなど、フォルクスワーゲン車にはおあつらえ向きのホイールです。詳細は上記のリンクをご覧ください。
さっそく走り出すと、いい意味で期待を裏切られました。スポーツタイヤだけに、乗り心地が硬く、ロードノイズも大きいものと覚悟していましたが、実際はその逆。スポーツタイヤ特有のザラついた感触はなく、タイヤが路面をしっとりと捉える感じです。
乗り心地には硬さがないものの、それでいてタイヤ自体にはしっかり感があり、しなやかさと剛性を持ちあわせているのが好印象です。
さらに、ロードノイズもスポーツタイヤとしては控えめで、純正装着タイヤに比べても低く抑えられています。おかげで、街中から高速まで、乗り心地やロードノイズという点では、スポーツタイヤであることを意識せずにすみます。
一方、いつもの交差点を曲がるような場面でも、スポーツタイヤらしさを感じ取ることができます。軽くステアリングを切る場面で、これまでよりもクルマの動きが素早くなり、ハンドリングマシーンであるGolf GTIらしさが際だつのです。
プレミアム性とスポーツ性をあわせもつPROXES Sport 2。Golf GTIとの相性はなかなかです!
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Wataru Tamura, Satoshi Ubukata)