■Golf ■Majorette (France) ■1/52
今年は、Golf誕生50周年。
本国ドイツで行われた「GTI FAN FEST(旧 GTI Treffen)」に唐突に行ってきました。
今年は、別途2台のGolf1(Caddy)をレストアしていることもあり、ドイツ行きは諦めていたのですが、直前に飛行機の空席を見つけてしまい...本当に3日後にはゴルフ誕生の地に立っていました。
かつてはオーストリアのヴェルター湖畔で行われていたGTI Treffen(GTI ミーティング)が、環境負荷や自治体への負担増から存続できなくなり、今年からフォルクスワーゲン本社のあるウォルフスブルクへ場所を移して開催することになりました。
この本社脇での開催について、フォルクスワーゲンの取締役会で10分以内に決定が下された、とCEOのトーマス氏が語っていました。
本国、本場でのGTI FAN FESTは、それはもうGolf愛に溢れた最高のムードでした。
会場外の駐車スペースには、欧州中から駆けつけた歴代Golfたちが集まり、フォルスクワーゲンアレーナ(競技場)の敷地は公式ショップや博物館の車両、そして各種のコンセプトカーなどで埋め尽くされています。
今回取り上げるミニカーは、会場内ではなくハノーファー近郊で入手、Golf 50th Yearのドイツ旅の思い出として持ち帰りました。
どちらのミニカーも、フランス・マジョレットの初代Golfです。
大きさはトミカサイズ、厚めのペイントが美しいモデルです。
水色の方は、愛車のGolf1に近い色ということもあり、なかなかよい買い物となりました。
ミニカーのリヤには両方ともGTIのエンブレムがあり、扁平タイヤを履いています。
よく見ると、両車のボディは微妙に違っていて、水色の方がオーバーフェンダーと大きめのチンスポイラーを、赤い方はGTI仕様のリップスポイラーを装備。
バンパーも違っていて、水色の方はアイアンバンパー、赤はウレタンバンパー仕様が再現されています。
こんな作り分けをするとは、Majorette、なかなかやりますね。
画像にある、赤い実車のGolf1は、ご覧のようにルーフテントを装備。
フォルクスワーゲン本社にほど近いキャンプ場で見かけました。
弾丸旅行でしたが、本国の熱気に触れることができていい旅になりました。
自分のGolfで参加したいなぁ...。
※イベントの模様をYouTubeにアップしています。ぜひご覧ください!
●2024 GTI FAN FEST - "50 years of Golf" VWゴルフ50周年 GTI ファンフェスト@ウォルフスブルク
https://youtu.be/K4obAM5bZhQ
das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西でつくられてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。