2024年6月、Volkswagen Classicは、ゴルフの新旧スポーツモデルを一堂に集めた「50 Years of Sporty Golf」を、ドイツのフォルクスワーゲン・オスナブリュックで開催した。
ご存じのとおり、今年2024年、「Golf」は誕生50周年を迎えた。これにあわせて、Volkswagen Classicがそのコレクションのなかから、「Golf GTI」や「Golf R」といった市販車に加えて、モータースポーツで活躍した車両や、“GTIミーティング”に出展されたコンセプトモデルを一堂に集めたメディア向け展示イベント「50 Years of Sporty Golf」を開催。われわれ8speed.netもはるばる日本からイベントに参加するチャンスを得た。
会場となったフォルクスワーゲン・オスナブリュックは、25年前に一度訪ねたことがある。その当時は別の会社で、名門コーチビルダーとして知られ、少量生産のクーペやカブリオレの組み立てなどを行っていた「カルマン」だった。2009年からはフォルクスワーゲンの100%子会社として、「Golf 6 Cabriolet」「XL1」「T-Roc Cabriolet」「Arteon Shooting Brake」「Porsche Cayman/Boxster」などを生産してきた。
カルマンの時代から、ここオスナブリュックにはちょっとしたミュージアムがあり、過去に手がけたさまざまなモデルが所狭しと飾られている。今回はこのコレクションをバックヤードに押しやり、Volkswagen Classicの車両を短期間展示。その数は34台で、市販車のほとんどはそのまま公道を走行できるコンディションが保たれていて、依頼があればメディアへの貸し出しも行っているという。
Golf GTI
Golf R
Golf Motorsport
Unique Golf Models
イベントのダイジェスト動画もご覧ください。
各モデルの詳細については、また別の機会に紹介する予定なので、どうぞお楽しみに!
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Volkswagen Japan, Volkswagen Classic)