■Golf R ■SOLIDO (FRANCE) ■1/43
Golfのハイパフォーマンス版はFF駆動のGTIと四駆のR、というのがGolf4のR32が出てからの定番になっていますね。
Golf7の時代からは、ヴァリアントもラインナップされました。
このミニカーは、Golf8 R。みるからに勇ましいフロントの造形、やる気漲る4本出しマフラーなど、フォルクスワーゲンラインナップ最速に相応しい出立ちです。
私は残念ながらRを運転したことがないのですが、自動車誌のレポートを読むととにかく速さと愉しさが半端ない様子です。
自分のGolf7 GTIでも十分愉しく速いのですが、320馬力というもの凄いパワーとトルクベクタリング機構という電子制御による四駆のトラクション配分はFFのGTIとの乗り味とは大いに違うことが想像できます。
ミニカーは、フランス、SOLIDO製の1/43スケール。
ボディ色はパールホワイトっぽいですね。
今のところまだヴァリアントは未確認ですが、ハッチバックのGolf8のミニカーはノーマル、GTI、そしてRとジワジワと充実して来ています。
Golf5 R32とGolf6 Rのミニカーと並べてみました(Rシリーズを並べようと思って探したら、Golf7のRを持っていないことに気づきました。製品化はされているので揃えなくては...)。
GTIや、この手のハイパフォーマンスモデルは、ミニカーでも大体2door仕様が製品化されるケースが多いのですが、Golf8のRは、本国のwebをみても4doorモデルしか設定がないようですね。
Golf3くらいまでの時代は、ハイエンドのGolfであっても、それと分からせるための特徴的な部分はエンブレムやルーフスポイラーくらいで、外観上はベーシックグレードのモデルとあまり大きな差がなかったのですが、世代を重ねるごとに、エアロパーツやフロントグリルの造形で「明らかに違うGolf」という主張が強くなってきたように思います。
アウトバーンでも日本の高速道路でも、ミラーに映ったクルマが一味違うオーラを出してる方が交通の流れがスムーズになりそうです。
das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西でつくられてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。