元タイヤメーカーのテストドライバーが、愛車にMICHELIN PRIMACY 4+を選ぶ理由:Part.1.愛車紹介&タイヤチョイス編
路上を走るすべてのクルマに必ず装着されている部品のひとつが「タイヤ」。と同時に、クルマの部品のなかで唯一、路面と接しているのも「タイヤだけ」です。それだけにタイヤ選びは非常に重要といえます。フォルクスワーゲンのように、装着するタイヤによって、走行性能や快適性など、印象が大きく変わるクルマであればなおさらです。
元タイヤメーカーのテストドライバーである笠井道也氏が、ご自身の愛車のタイヤが交換時期を迎えたとのことでmaniacs STADIUMを訪問、その模様を取材しました。
今回、取材した内容を「タイヤ選びやポイント&ファーストインプレッション」、「シーン別インプレッション」、「総括」と全3回に分けてお送りいたします!ぜひ、ご自身の愛車のタイヤ選びの参考してみてください。
笠井道也氏プロフィール
── 笠井さんのプロフィールを教えてください
大学卒業後、タイヤメーカーに就職。エンジニア職を経験した後、テストドライバーへと転身し、20年にわたりキャリアを積みました。その後、ふとしたきっかけで整体医院を開院して10年。現在に至ります。
笠井道也氏の愛車
── 笠井さんの現在の愛車について教えてください
●2016年式 Volkswagen Golf Alltrack
●走行距離:約7万キロ
中古車で手に入れて、所有年数は約3年です。
Golf Alltrackを選んだ理由とは?
── ハッチバックでもなく、Variantでもない。「Alltrack」を選んだ理由も気になるところです
街乗りをはじめとして、趣味の釣りでオフロードを走ることもありますし、今日みたいな雨の日や雪の日にもクルマを運転します。高速道路でもSUVと比較したら車高が低い分、ふらつきも少ないですし、あらゆる場面でそつなく走ってくれるクルマだからです。Alltrackなら釣りの道具も問題なく積めますし、車高が高い分、舗装されていない山奥の道でも気にせず走れますから。
笠井氏が選んだタイヤとは?
── maniacs STADIUMスタッフと検討した結果、笠井氏が選んだタイヤとは?
MICHELIN PRIMACY 4+(プラス)です。
── 今回、MICHELIN PRIMACY 4+を選んだ理由とは?
バランスの取れたタイヤであること、幅広いジャンルのクルマにマッチするという印象を持ったからです。
── MICHELIN PRIMACY 4+の特長について
●安心感が長く続く ウェットブレーキ性能
●どこまでも走りたくなる 高速走行時の安定性
●同乗者との会話も弾む 優れた静粛性
笠井氏がタイヤを選ぶときのポイントとは?
── 元テストドライバーの笠井氏が、タイヤを選ぶときに重視するポイントも気になります
私のGolf Alltrackにマッチするかどうかを重視するのはもちろんですが、ひとことで言うなら「トータルバランスに優れているタイヤであること」がポイントだと思います。グリップ性能、走行安定性、静粛性、乗り心地、ウェット性能……。いずれかが突出しているよりも、あらゆる項目のバランスが取れているタイヤを選ぶようにしています。
笠井氏によるファーストインプレッション
── 取材当日の天候は生憎の雨。しかも、本降り。路面のあちこちに水たまりがあるなか、テストドライブを兼ねてGolf Alltrackのステアリングを握り路上へと繰り出した笠井氏。MICHELIN PRIMACY 4+のファーストインプレッションは?
ウェット路面で走った最初の印象として、まず乗り心地が良くなり、ロードノイズが少ないという印象を受けましたね。今日のような本降りの雨のなかでも高い排水性を実感できますし、高次元でバランスが取れているタイヤ、というのが、私のファーストインプレッションです。
Part.1.愛車紹介&タイヤチョイス編:取材後記
街乗りから、趣味の釣りで山奥のオフロードまで走る笠井氏にとって、愛車であるGolf Alltrackとの相性が良く、さらにトータルバランスに優れたタイヤ選びは悩ましいところ。そして、笠井氏が導きだした「MICHELIN PRIMACY 4+」は、まさに理想的なチョイスといえるでしょう。
新品のタイヤに交換し、奇しくもウェット路面でファーストインプレッションを行うことになりましたが、どうやらかなり好印象のようです。Part2.では「シーン別インプレッション」ということで、あらゆる状況で笠井氏がMICHELIN PRIMACY 4+をテスト。その模様をお届けいたします!
(Text & Photos by Toru Matsumura)