「Golf eTSI Style」を手放してから、すっかり乗る機会が減ってしまったGolf。感覚を取り戻すために、「Golf Variant TDI R-Line」をお借りして、ロングドライブに連れ出したのですが……。

画像1: 【燃費調査】Golf Variant TDI R-Line

今回の目的地は三重。さっそく往路で燃費をチェックするはずでしたが、この日は台風2号により日本各地は大荒れの空模様。東名〜新東名で西に向かうルートも、豪雨による速度規制や渋滞、挙げ句の果てには新東名の一部が通行止になり、迂回した東名は工事渋滞がさらに激しさを増すなど、燃費チェックをするどころの話ではなくなりました。いつもは現地で写真を撮るのですが、目的地に着くころには夜になっていました……。

不幸中の幸いは、今回はID.4ではなくGolfだったこと。もしID.4で出かけていれば、新東名高速道路の駿河湾沼津SA・下りか、浜松SA・下りのいずれかで充電することになったと思いますが、豪雨のなか屋根のない充電スペースでコネクターを抜き差しするのはかなり大変ですし、通行止により予定していたサービスエリアで充電できない事態も十分に考えられます。最悪のシナリオは、充電できないまま高速道路上に立ち往生したり、迂回を強いられたりして、そこで電欠に陥ること。想像するだけでゾッとしますが、ありえない話ではありません。

その点、このGolf Variant TDIは東京〜三重くらいなら無給油で往復できてしまうので、今回のように厳しいコンディションではとても頼りになりました。

画像2: 【燃費調査】Golf Variant TDI R-Line

一方、帰路を急いだ日曜の夕方はとくに気を遣わず、一般道5%、高速道路95%くらいの比率の走行で22km/Lをマーク。ペースを抑えればさらに燃費が上がるはずですが、この数字でも十分うれしい低燃費です。

現在、日本で販売されているGolfシリーズのうち、GTIとRを除いた標準タイプのグレードでは、TDIエンジンとVariantの組み合わせがもっとも魅力的だと感じていますが、それを再確認。運転しやすく、荷物もたくさん積めるVariant。TDIは力強い加速と低燃費に加えて、最新のGolfのTDIはノイズや振動がしっかりと抑えられているのがうれしいところ。もしもこれからGolfを買うなら、コストパフォーマンスに優れた「Golf Variant TDI Active Advance Platinum Edition」(名前が長い!)にオプションのDCCを装着した仕様でしょうか(笑)

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)

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